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【評判、使用レビュー】BOYATA(ボヤタ)ノートパソコンスタンド。

首を痛めたことがきっかけで、ノートパソコンの作業時の環境を改善することに夢中です。

今回はBoyataというノートパソコンスタンドを紹介します。

BOYATA(ボヤタ)ノートパソコンスタンドを購入した理由

初めての据え置き型ノートパソコンスタンドって何を買えばいいか分からないですよね。

私の導入の1番の目的は、90°に腰掛けた状態でノートパソコンのディスプレイと目線がほぼ平行になること。

首を守るには首がまっすぐの状態になるようにするのがベストです。

つまり、デスクトップと同じような姿勢を維持しながらノートパソコンを使えることを重視しました。

それには、ノートパソコンの最下部が約30cmまで上がること。これが条件でした。

探していく中で出会ったのはBoyata(ボヤタ)ノートパソコンスタンド。

選んだ理由はアマゾンでベストセラーなっていたから、という深く考えない買い物でした。
それは首のためにもとにかく早く欲しかったので、あえて何も考えずスピード重視で適当に選びました。

BoYataってどこの国の会社(メーカー)?

BOYATAって何て読むの?どこの国?っていう疑問もありました。

こちらは(ボヤタ)と読み、企画製造は中国です。

中国の中でも深セン(シンセン)という場所です。英語ではshenzhenと表記されます。私は実際にECサイトのバイヤーとしてこの場所に訪れました。

まず香港からイミグレーションを通過して入国します。

中国という巨大な国家が管理化している場所ですが、1980年代の漁村から21世紀では経済特区までに発展した場所です。

アリババに出店している企業、工場を持つメーカーなど多くの企業がこの場所にオフィスを構えています。

出張の際に撮った写真

BOYATAはこの深センにあり、日本では直営店が販売しています。

目的は果たせたのか?

まず結論、

首への負担が激減しました。

私はノートパソコンとスマホの使い過ぎで頸椎を痛めてしまい、レントゲン診察では首の骨が変形しておりその骨が神経を圧迫しているという症状が起きています。

関連記事:【首が死ぬぞ】ノートパソコン、スマホの長時間使用は危険!対策しよう>>

そこでノートパソコンを使うときは必ずスタンドを使うようにしています。

関連記事:ノートパソコンスタンドの必要性>>

今回、このBOYATA(ボヤタ)のノートパソコンスタンドを購入した第一の目的は、
背すじをピンと伸ばすことができて首が下に向かないようにすること。

本気で首への対策を行おうとすれば、スタンドの高さがなるべく高い方がいいです。

私はノートパソコン使用時のベストなスタンドの高さを模索していたところ、

机からとノートパソコンのディスプレイの下の位置を30cm離す、という結論になりました。

kickflipやMajextandなど人気の貼り付け型スタンドも試しましたが、
首を痛めている僕にとっては気休め程度でしかなく高さが足りないのです。

関連記事:MAJEXTANDのレビュー。肩こり対策におすすめのノートパソコンスタンド

そこでノートパソコンを高い位置まで上げてくれるしっかりとした台を探したところ、

このBOYATAのスタンドはは高さや角度を無段階で調節でき、さらにその高さが30cm付近まで上がります。

首こり対策としてのスタンドの役目を果たしており、いい買い物をしたと思っています。

機能のレビュー

PCは滑り落ちてこないか?

ノートパソコンは意外と重量があります。
軽いもので1kg前後、重いもので2kg前後あります。

大切なパソコンが滑り落ちてこないかが心配です。

1.適切な重量

このスタンドは1.4kgとパソコン本体に負けないぐらいのそこそこの重量があります。
しっかりと机に足をつけノートパソコンを支えます。

2.しっかりとした素材

アルミ合金できた素材なので、本体がフニャっとなることがありません。
Macと同じ素材で、色は若干BOYATAのほうが濃いですが、グレーの統一感があります。

3.ストッパー

ストッパーがついており、重量と素材の力も合わさってパソコンをしっかりホールドします。

4.シリコンのすべり止め

パソコンを乗せる台座に4か所、スタンドの裏側に4か所、
滑らないシリコンのすべり止めがついているので本体が動くことがなく安定しています。

角度調節、高さ調整

角度と高さ2か所で調整することができます。

こちらは頑丈さを維持するためか、少し固めになっています。

無段階で調整できるのは◎です。

私はパソコンを使うときは約30cmまで上げて、子供に絵本を読み聞かせるときは台座を下げて運用しています。

持ち運びはできるのか?

できるといえばできる、という感じです。

一応折りたたみができます。

折りたたむとこんな感じです。

トートバッグに収納してカフェに持って行ったこともあります。

正直な感想は、「折りたたんでも持ち運ぶのはちょっと邪魔かな」です。

私は地方で車生活なので助手席にポンと置いておけば移動時は困らないのですが、
車からカフェに持ち運ぶだけでも邪魔感はありました。

一応持ち運べるけど、調整も固いのであまり持ち運ぶものではないと思います。

カフェやコワーキングスペースでノートパソコンスタンドを使うなら、もう少しコンパクトなものを選んだほうが現実的です。

BOYATA並の目線の高さを維持しながら、バッグに入るぐらいにコンパクトに折り畳める二段階式折りたたみ式ノートパソコンスタンドがおすすめです。▼

関連記事
二段階式が正解。折りたたみ式ノートパソコンスタンド レビュー

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外観のレビュー

質感、デザイン

アルミに加工したスペースグレイが鈍く輝きます。
安っぽさなどはなく、Macbook標準カラーのスペースグレーとの相性もばっちりです。

頑丈なのにデザインは薄いので横から見るとすごく美しい。

キーボードを収納する場所はないけれど、テンキーなしのタイプであれば台座においても安定します。

文字を大きく見たい場合に画面を近づけることができます。

テンキー付きのキーボードを台に乗せる場合は右側の部分がカタカタします。
気になるときはスマホか手帳、ノートなどを挟んでおけば安定します。

サイズと重量

サイズは約、タテ25cm✕横幅30cmです。(実寸で縦25.4cm✕横幅29.8cmです)

重量は約1.4kgになります。

対応するパソコンはmacbookはもちろんレッツノートやサーフェスなどwindows機でも乗せることができます。

ちなみに私は2㎏もあるmacbook16インチをスタンドに乗せていますが、それでもグラつくこともなく安定して使えています。

利用シーン

仕事

自室、リビング、カフェ、ファミレス、コワーキングスペース、など多くの場所で使えます。

仕事以外

実はこのスタンド、仕事以外でも使い道があります。

タブレットスタンドとして

まずはiPadなどのタブレットスタンドして使えます。

もちろんiPad以外の液タブで絵をかいたりするときも役立ちます。

絵本スタンドとして

そして地味に役立つのが絵本を読み聞かせるとき!

子供に絵本を読んであげるとき、結構つらいんですよね。笑

絵本って地味に重いし、両手がふさがるから窮屈感ハンパない。
(子供には言えないけど。)

でもスタンドに絵本を乗せればページをめくるだけ。
なんなら子供がめくってくれるし!

補足:2種類あるけど違いは何?

購入時は気づかなかったのですが、このスタンドはタイプが2種類あります。

私が購入した真ん中に大きな穴が空いているタイプと、その排気穴が線状になっているものです。

はじめは型落ちを買ってしまったか!?と思ったのですが、そうではないみたいです。

発売日の違いはほぼありません。

どっちが新型でどっちが旧型かという事を考える必要はなさそうです。

この2つのタイプのカラバリ、ASINごとの発売日の表です。

型番については表記されているものに限り記載しています。

▼排気穴が線状のタイプ▼

カラー発売日ASIN
シルバー2019/7/30B07VXCVVRM
グレー2019/9/22B07Y9X7VBX
ピンク BO-N21-PK2019/12/1B07Y9XXW77
ブラック BO-N21-B-JP-12020/8/19B08GSD4DR8
シャンパンゴールド2020/8/29B08GR2CK5P

▼排気穴が大きな穴になっているタイプ▼

カラー発売日ASIN
シルバー2019/7/30B07VXCVVRM
ダークグレー BO-N192019/9/28B07XB4CQ87
ピンク BO-N192019/10/30B07XC4DYF8
シャンパンゴールド2020/8/29B08GR2CK5P
ブラック BO-N19-B-JP2020/11/20B08GSKXZFQ

違いは、サイズとデザイン。

排気穴が線状になっているタイプの方が全体的に2cm高く設置できます。

排気穴が大きい穴のタイプはPCを乗せる天板の縦幅が4cmほど大きいです。
15インチ以上の大きめのパソコンをより安心して乗せられます。

●2種類の違いの部分だけ抜粋した表

(サイズは約)

タイプ穴が大きいタイプ
boyata
穴が線状のタイプ
boyata
高さ6cm~25cm8cm~27cm
天板サイズ(上)縦25.4cm x 横幅30cm縦21.0cm x 横幅29.5cm
地板サイズ(下)20cm x 23.7cm20cm x 23.7cm

高重、対応サイズ、素材は同じです。

穴が線になっているタイプのほうが、設置を高くできる仕様になっています。

あとは見たまんまデザインが違います。

シャープなものを好む方は穴が線状になっているほうがスタイリッシュです。

私は真ん中に大きな穴が空いているタイプを購入しましたが、偶然にも発見したメリットは真ん中に穴が空いていると持ちやすいです。

私は2Fの自室と1Fのリビングで移動が頻繁にあるので、移動の多い方はこちらのタイプの方がおすすめではないかと思いました。

大きいパソコンを使用していて、スタンド自体の持ち運びが多い方は、大きい穴の空いているタイプがおすすめです。

13インチのノートパソコンメインで、スタンド自体の持ち運びをしない方ならよりスリムな排気穴が線状のタイプがおすすめです。

まとめ

メリット、良かった点

  1. 目線が上がる
  2. 質感がいい
  3. パソコン以外の使い道があった

第一の目的である首を下に向けないようにするというのは期待通りでしたが、質感やパソコン以外の使い道があったことは期待以上でした。

デメリット、妥協した点

  1. 持ち運びは現実的ではない
  2. ちょっと高価
  3. キーボードとマウスが必要

折りたたみ式と書いてあったので持ち運んでの運用も若干期待していたのですが、これはちょっと厳しそうですね。

値段ですが少しお高めですが質感や調整機能など考えれば、出せる金額です。

ノートパソコン自体が高い位置にあるので、外付けのキーボードとマウス(トラックパッドなど入力デバイス)が必須となります。

移動する際には荷物が増えてちょっとした手間ですが、首を守るためなら仕方ないと思っています。

こんな人におすすめ

  1. 首こりに悩むパソコン仕事をする人
  2. タブレットを持っている人
  3. 子供のいる家庭

ノートパソコンをメインPCとしている全ての人におすすめしたいと思います。

また意外とタブレットを使うときにも便利なのでZoom用にしたり、高齢の両親のためにプレゼントするのもアリだと思います。

子供のいる家庭もタブレット学習や絵本の読み聞かせなど、思っている以上にラクになります。

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それではよきノートパソコンライフを。