俺、もしかしてWebマーケティングに向いてないんじゃないかな。。
こんな疑問にお答えしていきます。
Webマーケティングの仕事を始めようと思っているけど、向いてなかったらどうしようと不安になりますよね。
今回は、現役のWebマーケターが向いていない特徴をご紹介します。
初めにお伝えしたいのですが、こちらの特徴に当てはまるからと言ってWebマーケターを諦める必要はありません。
Webマーケターの方にも色々なタイプの人がいるので、【Webマーケターを目指すうえでの改善点】として捉えていただけたらと思います。
落ち込む必要はありませんよ。
【後悔します】Webマーケティングに向いていない人の特徴9選
- せっかちな人
- 完璧主義すぎる人
- デスクワークが苦手な人
- おしゃべりできる仕事が好きな人
- 数値で判断することが極端に苦手な人
- 細かい作業に耐えられない人
- 年功序列、終身雇用など旧来型の働き方を求める人
- 同じことをやることが好き、変化が好きではない
- 人の動向に興味がない人
1つずつ見ていきます。
せっかちな人
Webマーケティングの仕事は、積み上げ型の仕事で成果が出るまでに長い時間が必要です。
例えば、メディア運営でいうと、1つ1つの記事を投稿すること、定期的にデータをエクセルにまとめていくこと、などやっていることはとても地道で、1つの作業が成果を生むというよりは、1つ1つの作業の集合体が成果を生むので、結果が出るのは早くても半年後、1年後ということもザラです。
なので、早く結果(収入)がほしい~、という方であれば単発のアルバイトの方がよっぽど効率はいいです。
ただ、Webマーケティングのいいところは「積み上げ型」でWeb上に自動販売機をつくる作業なので、長期的な目線で見ると時給はこちらのほうが高くなるので、腰を据えてじっくりと焦らず取り組むのがベストです。
完璧主義な人
完璧主義な人はWebマーケティングに向いていません。テストで100点を取りたい。ゲームで絶対に全て攻略したい。隅々まで掃除機をかけなければ気がすまない。こういった方々はWebマーケティングで成果を出すのにとても時間がかかると思います。
それはWebマーケティングには明確な正解がないですし、その正解が変わることがあるからです。
Webマーケティングで大事なのは、「合格ギリギリラインをいかに早く提供できるか」です。30点ぐらいの質が悪いコンテンツはもちろん論外ですが、100店を目指すよりも、合格点(60点~70点)ぐらいで世の中に出してみましょう。
あとは、市場の反応をデータで見て改善を繰り返します。70点ぐらいでいいと言ったのは、実質100点が存在しないこと、そしてマニアックに追求するよりも1つでも多くアウトプットをしたほうが結局成果につながりやすいからです。
デスクワークが苦手な人
Webマーケティングの仕事は、基本PCに向かって長時間作業します。
なので、体を動かすいわゆる肉体労働が好きな人には向いていません。パソコンに向かって黙々と作業することができないときついかもしれません。
ずっと座りっぱなしなので、腰や腕も痛くなるでしょうが、そちらは対策は可能です。
苦手意識のある方も、Webマーケティングをやると決めたら1日の大半をパソコンの前で過ごすと決めましょう。
おしゃべりできる仕事が好きな人
Webマーケティングの仕事はチームで行うこともありますが、作業自体は1人で行います。
チームへの報連相も基本的にはSkype(スカイプ)やChatwork(チャットワーク)でのチャット連絡となります。
同じ会社内であれば、業務のことについてしゃべることはありますが、数分で終わります。
1日を通じて、人としゃべる機会が極端に少ない職種でもあります。しゃべるのが好きな人は、ホテルや飲食店などの接客業の方が向いていると思います。
逆に、面と向かって人としゃべるのがあまり得意ではない方にはおすすめできる職業です。
数値で判断することが極端に苦手な人
Webマーケティングの仕事は、数値で判断する仕事でもあります。
アクセス人数はどれくらいか、アクセスから申し込みボタンへの誘導の確率は何%か、広告やSNSのインプレッション(表示数)はどれくらいか、売上はどれくらいかなど常に数値を追って次の施策に役立てます。
それが1日単位の場合も、1週間単位の場合もその会社に統計のルールは違いますが、数値とはほぼ毎日向き合う仕事です。
なので、営業職などをやられていた人は相性がいいかもしれません。逆に「わたし、まったくの数字オンチなんです」という方は向いていないです。
数値と言っても一度覚えてしまえば、そんなに難しいものではありません。
こちらの、『【専門用語を翻訳】現役webマーケターが仕事内容をわかりやすく解説』では、難しそうな仕事内容を分かりやすくお伝えしていますので、ぜひご参考ください。
細かい作業に耐えられない人
Webマーケティングというと、PC1台でカフェで仕事ができて華やかそう、というイメージもあるかもしれませんが、実際の作業ははっきり言って「超チマチマ作業」でダイナミクスを感じられる仕事ではありません。
実際の作業といえば、ブログ運営なら記事を書く、リンクを修正する、統計数値をスプレッドシートにまとめる、SEO業務ならキーワードをひたすら調査する、被リンクの営業をする、広告運用ならバナー画像を作って入稿する、カレンダーにスケジュールを組む、結果をスプレッドシートにまとめる。YouTube、SNS運営なら、競合を調査する、動画や画像を丁寧に作り込む、など実作業は非常に地味です。
非常にチマチマした作業の積み重ねですが、PCの小さな画面のなかで1人で細かい作業を続けられない人はWebマーケティングには向いていません。
逆にそういった細かいことを丁寧にやることを気持ちいいと感じる人はWebマーケティングに向いています。
年功序列、終身雇用など旧来型の働き方を求める人
Webマーケティングの業務は実績が何よりも重視されます。そのため、成果を挙げられる人は売上を立てられる人として会社からも重宝されますし、副業の収益も必ず発生します。
簡単に言うと実力主義の世界です。
自分の力を試してどんどん上を目指していきたい、といった上昇心のある人ならきっと向いていますが、一方で言われたことをこなすだけの人は向いていないかもしれません。
年齢が上がれば役職も給料も自動的に上がっていく旧来型の働き方を求める人にとっては、ペースが少し早すぎる世界かと思います。そのような思考の方は、後輩からどんどん追い抜かれて立場がなくなってしまうことに絶望感を感じるかもしれません。
同じことをやることが好き、変化が好きではない
Web業界は変化のスピードが激しいので、どんどんと新しいことを自分からすぐに試して改善をするスピード感が必要です。
例えば、15年前までならPC上の仕事だけでしたが、10年前からスマホの対策、5年ぐらい前からSNSの対策、直近ではAIの活用、などずっと同じノウハウが通用しません。
その度に仕事の内容が変改してきますが、それに対応できない人や変化を嫌う人はWebマーケティングには向いていません。
逆に、同じことをずっと続けるのが嫌だ、少し飽きっぽい、という方のほうがWebマーケーティングに向いていると言えます。
人の動向に興味がない人
Webマーケティングが非常に奥が深いなと思うのは、専門用語を元に広告配信したりなど、なにかテクニカルな要素が強そうでどこか機械的なイメージがあるのですが、実際に売り上げを上げるとなると人のニーズを捉えることが必要となります。
数値データをもとにロジカルに任務を遂行するのですが、実際にコンバージョンにつなげるには、いかにお客さんに刺さる文章やキャッチコピーや画像を生み出すことができるか?これは感覚的ではなく論理的に導き出せるものではあるのですが、やはりそこにお客さんのニーズを捉えてないと、良いものを生み出せないのです。
論理で感情を操る、という一見相反する言葉にも思えますが、そうしたバランス感覚が必要です。
ネットの先の人が想像できているか、その人のことを考えられているか、そうした人への洞察が最後は結果に表れてきます。
Webマーケティングに向いている人の特徴12選
- 変化が好き
- 人の心を読むのが好き。人の動向に興味がある。
- 社会ニュースに関心がある
- 計画を立てるのが好き。考えることが好き。
- 新しいこと、流行を追うのが好きな人
- Webサービスやデジタルツールが好きな人
- 売ることが好き(成果を出すことが好き)
- 執着心がある
- 負けず嫌いである
- 数値で判断することが好き
- 地味な作業を長く続けられる忍耐力がある
- トライ&エラーを繰り返すのが好きな人
Webマーケティングに向いている人は、上記のWebマーケティングに向いていない人の逆になりますが、これらに当てはまるものが複数あればあなたは十分にWebマーケターとしての素質があるといえます。
結局のところ、変化に柔軟に対応できて新しいことを数値で論理的に実践できたり、実作業をコツコツ続けられる人がWebマーケターとして成果を出すことができます。
『【成果出しやすいよ】Webマーケティングに向いている人の特徴と性格12選』の記事では上記の内容を詳しく深堀りしていますので、是非チェックしてみてください。
まとめ
今回は、Webマーケティングに向いていない人の特徴を9つまとめさせていただきました。
冒頭でもお伝えした通り、これらに当てはまるからと言ってWebマーケターになることを諦める必要はありません。
自分の弱点をよく把握し、足りない部分は努力目標として置き換えていけばいいのです。
そして、向いている人の特徴もご覧いただくといくつか当てはまるものもあったのではないでしょうか?
それがあなたの強みになりますので、弱みも含めて自分を客観的に見つめなおし、Webマーケターとして成功することを願っています。
今回は以上です。