会社に履いていく通勤用スニーカーで、とても気に入ったスニーカーを手に入れることができたので紹介します。
- どれを選んでいいか分からない。
- 安っぽいのを選んで中学生っぽくなるのも親父っぽくなるのも嫌だ。
- スーツにも合わせられるものがいい。
という悩みも解決できるかと思います。
スーツで使える黒スニーカー。メレルジャングルモックレザー
続きを見る
私はほぼ半私服の出勤スタイルですが、当初は忖度がてら一応カッターシャツ、スラックス、革靴をはいてスーツに近いオフィシャルな感じにしていました。
しかし、スーツライクな服装はメンテナンスに時間を使う(とくに洗濯後のアイロン、シワ伸ばし)のでやめました。
その一環でもう革靴を履くのをやめよう!(疲れるから)と思い、通勤用のラクな靴を探そうと思いました。
できれば沢山のシーンで使える(通勤、スーツ、遊び)万能なデザインの靴を選ぶことにしました。
その結果、私はNIKEの超王道スニーカー、エアフォース1のローカットモデルを選びました。
今回はその経緯やレビューをお伝えしていきます。
スーツOK!通勤スニーカーのベストな選定基準
まず購入する前に、通勤にも私服にも、ときにはスーツにもOKな1足の基準を考えました。
以下の選定基準がおすすめです。
- 真っ黒、オールブラック
- シンプル
- ブランド
- 高級感
- 手入れのしやすさ
- 長持ちしそう
- 通年はける(ミニマリスト向け)
- ヒールが高いもの(低身長向け)
通勤に履いていく=ある程度のオフィシャル感が必要なので革靴でも定番のブラックを選ぶべきです。スニーカーは革靴と違ってホワイトもあればイエロー系もあったりカラフルなものが多いですが、見た目的には黒が無難です。さらに黒スニーカーのいいところは、汚れが目立たないこと。
派手な装飾やスポーティなデザインもありますが、場所やファッションを選んでしまうため万能とは言えません。なのでできるだけ装飾の少ないシンプルなものを選ぶ必要がありますが、スニーカーというカジュアルテイストな靴は中学生感や安っぽさが出てしまいます。そこである程度のブランドを選び、素材をキャンバス地ではなく革や革っぽい見た目で高級感を演出します。
手入れのしやすさや長持ちしそうか?という視点も見逃せません。通勤靴では会社という多くの人の目に触れるので、いつもキレイにしておく必要があります。
汚れが目立っているとそれだけで印象マイナスなので、靴はキレイに保っている必要があります。
破れにくい素材、汚れにく色を選びます。とくにホワイトのカラーが混じっているものはおすすめしません。ブラックカラーのスニーカーでも、底面はホワイトというスニーカーが非常に多いです。あれはたぶん、オールブラックでは見た目の重厚感がありすぎるのでファッション性の観点から白を採用しているのだと思うのですが、白は一度汚れると汚れを取り除くことが非常に難しいです。洗ったとしてもうっすらと茶色がかかっているのでそれだけで古びた印象になります。
通年はける素材かどうかも大事です。以前はスケッチャーズのローファーを履いていたのですが、これは冬は少し寒いので違う靴を履いていました。何個も靴を持ちたくないので夏でも冬でもはけるスニーカーがいいです。
上記をさらにまとめると、
- オールブラックを選ぶ
- 素材を選ぶ
- ヒール高めを選ぶ
という3点が通勤スニーカーを選ぶ上で大切な基準になります。
エアフォース1に決めた理由
上記のことを考え、最終的に私は通勤スニーカーとしてナイキののオールブラックカラーに決めました。
まず価格が1万円ちょいという値頃感。さらに、素材もレザーと合皮を使い見た目の高級感もありながら手入れも簡単で長持ちしそうだと判断したからです。
微妙な決めてですが、これは紐の部分に銀タグがついているんですね。
この小さな銀タグが高級感やちょっとしたファッション性をもたらしてくれ、中学生感や親父っぽさを打ち消してくれます。
オールブラックのスニーカーは近くの靴屋さんでノーブランドでもナイキでもあるのですが、今で言うとダッドシューズというんでしょうか、どうしてもお父さん感が否めなくテンションが上がらなかったのです。
黒スニーカーでありながらファッション性のあるもの、という超難しいラインですが、この隙間に入ってきたのがこのナイキのエアフォース1だったのです。
エアフォース1のレビュー
実際に履いてみてどうだったのか?を購入前に気になる以下の点に絞ってお伝えします。
- 高級感
- ヒールの高さ
- コーディネイト
- 材質
- スーツに合うかどうか
- サイズ感
以上6点です。
高級感
高級品とは言えないですが、決して安く見られないと思います。
これはレザーを使用していること、少し装飾があること、本体のゴツさが影響しています。
革
素材は、天然皮革・合成樹脂・ゴムで構成されています。
私は近くのリアル店舗のABCマートに売っていなかったので(定番なのでありそうだと思っていたのですが、在庫切れでした。)、オンラインのABCマートで購入しました。
その時の仕様表記です。
本革を使用しているかどうかが気になったので、ABCマートのとある店舗に電話を確認したところ、
私:「オンラインで天然比較と書いていたのですが、これは本革ですか?」
店員さん:「天然皮革と書いていれば本革になります。合皮の場合は合成皮革と書いています。」
とのことでしたので、ソールの部分はゴムですが、アッパー部分は本革になります。
ナイキ独自のFly leather(フライレザー) と呼ばれる、リサイクルのために革の切れ端をMIXして作り直してたものを使用しているかどうかまではわかりませんでしたが、レザースニーカーといって間違いなさそうです。
銀タグ、空気孔
地味なのですが、通常の黒スニーカーにはないのがこの銀タグです。さらに空気孔があります。
エアフォース1にたどり着くまでの間、近くの靴屋を巡っていたとき、希望に近い黒スニーカーを見つけました。
それがNIKEのデルタフォース(DELTA FORCE)で、近くの靴屋さんでは6,000円ぐらいでSALEにかけられていてコスパいいかな?と一瞬思ったのですが、
なんとなく安っぽい感じ、そしてダッド感(おじさんくさい?)があって買うのをやめました。
全体的につるっとのっぺり、装飾も何もない、真っ黒だけどシンプルを通り越して地味だなと思ったからです。
合皮という素材も長持ちしませんし、安っぽく見えてしまうのはこの素材の影響でしょう。
エアフォース1は銀タグがたまにギラっと鈍く光る感じと、前方のパンチングで空気孔が自然な装飾になっています。
ちょっとした装飾と本革のテカリが地味になりがちな黒スニーカーをオシャレに仕上げており、履くならエアフォース1の方がなんかかっこいい、と思ったのです。
ヒールの高さ
ヒールの高さは4cmあり、満足しています。
私は167cmの低身長なので少しでも身長を高く見せたいと思っていますので、ヒールの高さは重要です。
このことから昔はブーツばかり履いていましたが、30代のせいかブーツは重く感じ、さらに休日は子供と遊ぶことが多いので、今はブーツよりもスニーカーがいいのです。
昔履いていた黒スニーカーで人気のアディダス・スタンスミス、スーパースターあたりは安くていいのですが、ヒールが低いのであまり自信を持って外に出かけられませんでした。
約2cm〜3cmでスニーカーとしては標準ですが、私はもう少し身長を高く見せたいのです。
1年ほど前に、スニーカーにしては少しヒールがあるぞ!と思って、ローファー代わりに靴屋で購入したスケッチャーズはヒール高3cmで割と気に入っていました。
しかし、こちらは素材がメッシュになっており、秋冬には寒々しくて履くことができません。スニーカーで、ヒールが高くて、通年履けるものを探した結果、エアフォース1はスニーカーの中でも厚底の部類で底は4cmあります。1cmの違いですが、この1cmは重要です。
これを履けば167cmの私でも日本の平均身長に届きます!
身長160cm代において日本の平均身長である171cmは夢の世界なのです。
スーツに合うのか?
どうですか?個人的にはスーツOKの見た目です。
サラリーマンでスーツ必須な営業マンの方にいいとおもいます。
グレーと紺の定番のスーツの色でこれだけ違和感なければ問題ないでしょう。
安っぽさもなくレザーの黒光により高級感すら感じます。
とはいえ、革靴の方がつま先がとんがっているぶん、スタイリッシュには見えます。
少し分厚く見えるのが難点ですので、シャープさを求めるならこちらはおすすめできません。
見た目はそこまで変わらないけど、歩き心地は断然エアフォース1の方がいいので、気楽さを求めるならエアフォース1を通勤スニーカーとしておすすめします。
私服出勤やテレワークスタイルの会社員でそこまでスーツを必要としなくなったけど、娘の幼稚園の行事ごとや都会への出張(私はコロナで当分なさそうです)とかで年に数回スーツを着るという頻度の方はわざわざ歩きにくい革靴を履く機会は激減しそうです。
エアフォース1の歩きやすさ
見た目重視でスニーカーならなんでも歩きやすいだろうと思っていたので、歩きやすさについては購入時点では考えていませんでしたが、
履いてみるとクッション性があり、長く履いても疲れにくいです。
エアフォース1はミッドソール(ハイカットではない靴)に初めてエアーを注入したバスケットシューズとして話題になったほどで、
この分厚いソールの中にエアーが入っています。ハイテクスニーカーで剥き出しになっているあのエアーが埋め込まれているのです。
エアーが入っている方が歩きやすいかなぁと、
黒スニーカーを選ぶときに、エアマックス95やエアマックス90も候補に挙げていたのですが、
あとで調べてみるとこのエアフォース1にもエアーが内蔵されているではありませんか。
どうりで歩きやすいはずです。これなら長時間歩いても疲れにくいかもしれません。
通勤時や営業で歩く距離が長い方にいいかもしれません。
サイズ感
実寸24cmの足の大きさの私は26cmを選びました。
オンラインでは試し履きができないので不安でしたが、後悔のないサイズです。
NIKEの靴は一般的に少し小さめに作られていると言われています。
通常より1cmぐらい大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
例えば、私は実寸サイズが24cmなので、通常の靴を買うときはソールなどもあるため実寸よりも1cm大きい25cmを買うとちょうどいいのですが、ナイキに限ってはそのさらに1cm大きいサイズを買うとちょうどいいです。
おすすめできる人、おすすめしない人
おすすめできる人
通勤スニーカーOKな人
高級感もあり、歩きやすく、少し身長アップ、スーツに使える万能タイプの靴なので、通勤靴でスニーカーを検討している方に超お勧めできます。
靴を減らしたい or ミニマリスト(っぽい方)
私は片付けや手入れが下手くそすぎていつも自己嫌悪になっていました。
片付けの労力をあまり使えないので、いつしかモノを減らしたら片付けなくてもいいんじゃないか!?と考えるようになりました。
モノを減らしたい、そしていつしか靴も厳選したいと思うようになりました。
しかしだからといってモノを持たないわけではありません。モノを持つ、選ぶという行為は大好きです。
自分で選んだものは大事に使おう、と考えを改めたのです。
気づかないうちに増えていき、まともに手入れをされていない状態の複数のモノより、
お気に入りのものに愛情を持って、大事に手入れして、長く使うという方が気分が上がります。
今回選んだエアフォース1はオンオフ兼用で、どんなシーンでも違和感少なく使える靴だと思っていますので大事に履いていこうと思います。
私は革靴を履いていた時から靴のメンテナンスが苦手でしたが、今回はちゃんと防水スプレーと革クリームを買って週に1回10分程度のお手入れの時間をつくるようになりました。
ぜひ、お気に入りの靴を見つけたら大事にしていきましょう。
おすすめしない人
- お固い系の会社員
- たくさんの靴を楽しみたい
- 靴コレクター
例えば、銀行員やお役所系の重鎮がいらっしゃる会社では受け入れてもらえる可能性が低いかもしれません。
通勤スニーカーがOKなら検討の余地ありますが、お客さんの会社が固い系の場合だとやめておいた方がいいと思います。
あとは、靴でカラーやデザインでオシャレを楽しみたい方などは、エアフォース1はシンプルすぎるかもしれませんね。
通勤に使わないなら、このエアフォース1のブラックを選ぶ必要はあまりなく、オシャレ目的ならホワイトを選んでいる方は多そうなのでそちらの方がいいかもしれません。
まとめ
今回は、
- 通勤スニーカーの選定基準
- エアフォース1のレビュー
を中心にお伝えいたしました。
仕事にも私服にも使える歩きやすい靴はないかな?
と迷っている方にこの記事が参考になれば幸いです。
エアフォース1のブラックは地味に人気みたいで頻繁に在庫切れをおこしているようです。
サイズがあるうちに購入しておくのが吉です。
▼3分で読めるこちらの記事もよく一緒に読まれています▼
スーツで使える黒スニーカー。メレルジャングルモックレザー
続きを見る
それでは良き通勤スニーカーライフを。