仕事以上にプライベートで楽しめるのか不安だ。
東京ってなんだかんだ楽しいじゃん。
ミカヨーは東京からUターンで地元に帰ってよかったことある?
むしろ仕事さえあれば田舎暮らしのほうがメリットが多いんじゃないかとも感じてるよ。
現役ECサイトの店長のミカヨーです。10年過ごした東京から地元にUターン就職しました。
前回の記事では仕事において東京の上場企業から中小企業に就職してよかった10のことを紹介しましたが、今回はプライベートで良かった10のことを紹介します。
仕事(収入)は第一優先ですが、それは手段であって目的ではないです。収入を生かしていかに人生を楽しめるか、というプライベートの点も生きていく中では大切にすることが毎日の充実感につながると思います。
今回は、東京から地方へUターン就職を考えているけど、仕事以外での生活に不安を感じているあなたに向けて、地元に帰って7年間過ごしている私の実体験を紹介します。
都会から逃げ出したいなぁと思っている方に田舎暮らしという選択肢を考えるうえでの助けになれば幸いです。
結論:東京と比べて田舎暮らしのメリットと感じる10のこと
車が持てた
プライベートでの車生活は快適です。
遊びに行ける範囲が広がります。ちょっとショッピングモールに出かけたり、海や山などをフラッと見に行ったり、
県外に気軽に遊びに行くこともできます。
子育てのときも大活躍です。子供と遊びに行くとき、一緒に買物にいくとき、やっぱり車がある方が便利だと感じます。
子供は重いからです。赤ちゃんの頃ならまだしも、3歳ぐらいになると体重は15kgを超えてくるので、
東京はどこへでも電車で行けるのが魅力ですが、電車での移動は疲労がたまります。
さらに電車で行けるところは限られているので、いつも同じ場所に行きがちでした。
上京したての頃は、色んな場所に足を運びましたが、大学5年間で行き尽くした感があったので、
残りの5年間は山手線ぐらいしか移動していなかった気がします。
東京で車を所有できればいいのですが、駐車場代がすごく高いです。
マンションやアパートに止めるのも、どこかへ出かけてデパートの駐車場に止めるのもお金がかかります。
たまにレンタカーで遠出をしていましたが、東京から郊外へ出るまでは混雑しています。
遊びに出かけるのも生活をするのも子育てをするのにも車があったほうが便利だなと思います。
自然が近い
田舎は自然が近いです。会社は町中にありますが、少し車を走らせると自然が自然と目に入ります。
自然の力は偉大です。
ちょっと海や山、森を眺めるだけでリラックスできます。
野良犬、野良猫、たまにイノシシ、たぬきなども目にすると自分も自然の中に生きているのだなぁと、
とても人間らしく生きている気がします。
山梨の富士五湖や伊豆半島に年に何回かレンタカーで行ったときに毎回異常なまでに癒やされていました。
都会のビル群から少し離れて緑や海を眺めることは大事なのかもしれないと思っていました。
しかし東京に住んでいては頻繁に喧騒から逃れることはできません。大きめの公園はありますが混雑していて田舎出身としてはあまり落ち着きませんでした。
その点、田舎暮らしの自然な形で自然に触れることは知らず知らずのうちに心を癒やしてくれるような気がします。
年収高くなくても結婚できた
東京では年収によって人の価値が決められているような感覚がありました。
それは私がいた環境のせいかもしれませんが、周りの知人は年収1000万クラスばかり。
私も高収入を目指して上京しましたがその夢は叶いませんでした。
この収入で、東京の高コストの中、結婚するなんて、ましてや子供を授かって家族を養うなんて無理だろ、
と思って絶望していました。
しかし私は田舎に戻ってきて2年半で結婚することができました。
女性の男性に求める年収のハードルが低めなこと、生活水準が控えめで節約志向なことに起因しています。
地元の中小企業では給料が低めに設定されているし、周りの女性達もそれを知っています。
だからいざとなったら共働きという選択肢もあるので、男性の収入にそこまで依存していないのではないかと思います。
私は転職が成功して会社での給料も副業での収入も増えたことで自分にも精神的な余裕が生まれたことも要因です。
スーパー含め、お店が広い
田舎に戻ってきてはじめの衝撃は、「通路めっちゃ広っ!」です。
10年暮らした東京の感覚と比べると当然なのですが何もかもが広いです。
これはスーパーだけではなく、ショッピングセンター、公共施設、道路、住宅などあらゆる場面においてゆったり感があります。
当たり前といえば当たり前なんですが、広々してることは自分にとって心地いいのだと思いました。
親に孫の顔を頻繁に見せることができる
生まれ故郷に戻ってきたので、両親は近くに住んでいます。
車で20分ぐらいなので、用事があるときはサッと行ける距離です。
子供の顔を頻繁に見せる、というちょっとした親孝行ができているのかなぁと思います。
私は一人息子なので、私しか孫の顔を見せる人はいませんので、ちょっとした使命感がありました。
ようやく1つ心配事が減りました。
父親を見て思うのですが、定年退職したのちの人生というのは少々退屈のようです。
事業家で資金等がふんだんにあればまた生き方も違うのでしょうが、ごく一般的なサラリーマンの老後は仕事以外の人間関係がないと少し寂しいかもしれません。
そんなときに孫という癒やしの存在、孫の成長を見るのは老後の楽しみでもあるといえます。
そんな機会を提供できていることに少し安心しています。
親の介護、終活への準備ができる
今は復活しましたが父は重い病気を患いました。その時私は東京にいました。
もし父が死んでしまったら母は1人になってしまうんだろうなぁ、
このまま東京にいて家族でも持ってしまえば地元には年1回帰れたらいいぐらいだろうなぁ
そんななんとも言えない思いを元に、幸運?なことにフリーターだったので地元に戻りました。
今は子供を連れて行くたびに家財、介護、終活についての打ち合わせをしています。
東京から何度も地元に戻ったりすることは費用も時間もかかりますから、ゆっくりと緊急時についての準備をすることができます。
住宅が安い、持ち家が安く手に入った
これは言わずもがなですが、住宅が格安です。
私が暮らしている地域は人口も少ないので全国的にも安いほうだと思います。
月々5万円で家族が住める大きな部屋や家を借りるとができます。
私は池袋に一人暮らしをしていたとき家賃が8万円でワンルームでしたので、
同じ値段なら3倍〜5倍以上広い家を借りられます。
駅から遠く離れたってそもそも車生活ですから立地もそんなに選ぶ必要はありません。
持ち家も中古物件なら1000万程度、新築物件で2000万前後でも十分な家に住むことができます。
東京だとありえないですよね、家みたいな陳腐化するものは安く済ませるか賃貸がベストだと思います。
地元では賃貸より買ったほうが安く上がるので私は購入をしました。
外食をしなくなった
スーパーに通うようになりました。
これは車生活になったことにより、スーパーへの距離が精神的に近くなったことが理由です。
東京に住んでいた頃は、スーパーまで歩いていくこと、そして買った重い食材を持ち帰ることが苦痛でした。
そうなると自炊がめんどくさくなり、外食や弁当で済ませていました。
コープやオンラインスーパーなどのネット食材も利用しますが、娘の弁当の卵1パックだけほしいといったときはサッと出かけて買ったほうが早い場合があり微調節が聞きます。そしてそのようなケースは多々あります。また生鮮食品は見た目や大きさ、産地などを目で見て買うほうが好きですし、特売などを利用して安く買うこともできます。
外食がを減らし手料理を増やせば食費は浮きますし、健康的な食生活を送ることができます。なにより美味しいし楽しいですね。
並ぶことが少なくなった
田舎はいい意味で人が少ないです。
どこに行っても人で混雑することはありません。
カフェで仕事をするときも席に困ることはありません。
あのスタバですらソファ席がいつも空いていてゆったりと仕事をすることができます。
たまーに電車やバスなどの公共機関を利用することがありますが、その時でも確実に座れます。
各お店が広いこともあいまって、どこへいってもストレスを感じることはありません。
パチンコ屋さんだけは混んでいますが、それでも東京に比べると高設定台を後ヅモすることも可能です。
5号機が終了してからはもう行くことは少なくなりましたが知識があればライバルが少ないので勝ちやすいです。
子育ての負担が減る
ここまでに挙げた田舎の生活の良さを集結すると、地元は子育てがしやすい環境だなぁと思います。
子育ては想像以上に疲れます。とくに男性にとっては向いていない人のほうが多いんじゃないかな。
少なくとも私は向いていません!私はどちらかといえば仕事や外の世界に集中したいと思うタイプです。
そんな私が育児に積極的に参加すると疲労がどっと出ます。
昭和世代の両親を見てきた私としては男が育児や家事に積極的というイクメン文化は受け入れがたいのですが、
現在はそうも言っていられません。男もなんとかするしかありません。
そうなったとき、今の生活はまだマシなのかなと思います。
車があるので生活自体のストレスはなく、行動範囲が広がることで海や山や公園の遊び場所の選択肢もあり、両親に預けることができ、広い家に住み、
お店に行っても人混みで潰されることもない、生活コストも高くない。
子育てにおけるストレスを軽減できている環境だと思っています。
まとめ
田舎出身の私としては、東京の生活よりは田舎のライフスタイルのほうが合っていたのだと思います。
仕事面においてもメリットがありましたが、私にとってはプライベートでも田舎暮らしのメリットを堪能しています。
安定した収入が確保できるなら田舎暮らしをおすすめしたいですが、田舎における最大の不安は、仕事がない、と思うことです。
実際に私も19歳で上京し東京の大学に進学した大きな理由が、将来的な仕事の確保だったからです。
インターネットを中心とした商取引が当たり前になり、コロナの影響もあいまって、必ずしも都会にいる必要がなくなりました。
私は偶然にもネット通販の会社に未経験からWEBデザイナーとしての仕事を得ることができました。
副業、テレワークなど新しい働き方に取り組み、自分にあう場所で生活をすることで仕事(収入)もプライベートも充実すると思うのです。
東京や都会に疲れた、と思っているあなたは地元に戻ったり好きな場所で働くことも検討するとまた新しい道がひらけるかもしれません。
この記事があなたの参考になれば幸いです。