今営業職だけどWEB系ってよさそうだなぁ。
副業にも転職にも有利になるしね。
おすすめの職種を紹介するよ。
私もこの業界に飛び込むまでは、HTMLすらよく分からない文学部卒のど文系の営業マンでした。
こちらの記事を読むことで、転職、副業、独立に有利な職種を優先して選択でき、将来の収入アップにつながります。
ネットショップでおすすめの職種3つはこれ
- WEBデザイナー(サイト制作全般)
- 店長(WEBマーケティング全般)
- 動画編集者(これから伸びる動画マーケティング)
ネットショップの仕事は多岐にわたります。
上記以外に仕入れバイヤー、受注メール対応、梱包作業、 そのほかバックオフィスとして経理、システム、総務、人事がありますが、
転職、副業、独立に有利なパソコンスキルを上げる
という観点からこの3つの仕事をおすすめし、その仕事内容を経験者の目から紹介します。
ちなみに私は、 未経験からアシスタント→WEBデザイナー→店長というステップを踏んでいます。 そして必要なとき、動画撮影と編集を行います。
副業として業務請負のフリーランス店長も行っており、【成果報酬型で利益の●%】という確約で、月3万円~5万円の収入があります。
WEBデザイナーをおすすめする理由
ウェブサイト制作やバナー制作、商品ページ制作(LP制作)といった、
WEB上で商品やサービスを販売、企業を宣伝するため媒体を制作することができ、 手に職を得ることで転職もしやすく、フリーランスとしても可能性が開けるという点でおすすめです。
身につくパソコンスキル
- 画像編集ソフトPhotoshop(フォトショップ)
- HTMLやCSS、jqueryといったプログラミング言語
- ホームページ制作、ウェブサイト制作
- WEBのセールスライティング能力
WEBデザイナーは主に画像とレイアウトを自由に操りウェブサイトの形をつくります。
通販サイト、会社のホームページ、リアルなお店のホームページ、個人で商売をされる方のサイトも、 基本的な構築の方法はプログラミング言語を使うという点で同じものです。
ネットショップのWEBデザイナーをおすすめする理由
そこまで複雑なコードをかけなくても仕事が成り立つからです。
本格的なWEBデザイン会社ですと、HTMLやCSS以外にも沢山のプログラミング言語を覚えなくてはいけません。
しかしネットショップの場合は、商品ページの作成や画像バナーの作成やリンクのテーブルを作るなど、覚えることが少ない割には仕事が沢山あります。
バナーを動かしたりするにはjqueryというものが必要なのですが、 それも最近では、画像をはめ込めばあとは動かしてくれるという外注サービスがあるので、 ネットショップにおいてはそこまで必要とされません。
時間的コストもかからないので、そのようなサービスを採用する機会が増えました。
ネットショップの仕事の場合は、プログラミング言語はそこそこに、Photoshopの画像編集ソフトや一眼レフで撮った写真を組み合わせて、 商品ページやバナー画像をたくさんつくれるほうが重宝されます。
言語を書くよりも敷居が低く、仕事を習得しやすいのがネットショップのWEBデザイナーです。
WEBデザイナーの転職
ウェブサイトをつくるという専門的な技術職になるので、手に職がつきます。
ネット通販の企業やホームページ制作会社への転職の際もアピールがしやすいです。求人は大手総合転職サイトよりも、ITやWEB系に特化した転職サイトのほうが求人数が多い傾向にあります。
大手転職サイトのリクナビネクストで、WEBデザイナーで検索すると148件ヒットしました。 (2019年10月3日時点)
一方で特化型の専門サイトですと、926件ヒットしました。(2019年10月3日時点)
制作会社やネットショップの多くは土日休みの会社が多く、男性の正社員募集はもちろん、女性や子育て中の契約社員やアルバイトとしての採用もあります。
オフィスで通常の小売店でのアルバイトと違って、大変な接客もなく、空調の効いたきれいなオフィスで働くことができます。
WEBデザイナーの副業
知り合いでネットショップを運営している店長さんがいれば、
【バナー作成します】【商品ページ作成します】といえば、かなり好意的に話を聞いてくれるでしょう。
店長は売り上げの数字をみたり、市場分析、商品の企画を考えることに注力したいので、
労力のかかるデザインの仕事は誰かに任せたいという思いがあります。
また、知り合いでなくても最近はウェブ上のランサーズというサービスで、仕事を得ることができます。
下記画像はランサーズのホームページに掲載されていた画像ですが、赤枠で囲んだところはネットショップのWEBデザイナーを経験していれば十分活躍できます。
単価の高い新規のホームページやアプリ開発はネットショップ経験だけでは難しく、別途自分で学習することになります。
WEBデザイナーのフリーランス、独立
個人でホームページ制作業務を請け負うフリーランスとしてや、制作会社を設立してしまうことも可能です。
小さめのネットショップ向けにバナー作成をしますといった営業や、中小企業は個人事業主向けに簡単なホームページを作ります、 といった営業がかけられます。
地方の中小企業や個人のお店でホームページが充実していないことがあります。
それはWEB系のパソコンスキルがある人材が少ないからです。
そういった人の多くはクリエイティブな職場と収入を求めて都会に出て行ってしまうからです。
同じ仕事をするなら地方よりも都会の方が求人が多いですし、給料も高いですから。
社内にWEBデザイナーを抱えていないと、外注コストがかかります。
ネットでの集客のことをあまり詳しくない方が経営側に回っていると、「ホームページにそこまでかけなくても、、」 と費用を削り、結果ホームページを持っていない、あるいは情報量と更新頻度が少ないホームページになったまま、 という会社が多いのです。
だから地方にいる方こそ、WEBデザイナーとしてのスキルを持っていることはまだまだ珍しく、 仕事をゲットできるチャンスがあります。
ネットショップ店長をおすすめする理由
とにかく身につくことが多い!
WEBマーケティング全般から運用、仕入れまで多岐にわたるぶん、
ネットショップの店長は経験するだけで身につくことが多いです。
「ネットでモノを売るプロ」ですから、WEBマーケティングの知識から商品の知識、サイト運営の知識など幅広く習得します。
店長はパソコンスキル以外にもマーケティングやマネジメントのスキルも必要とされるので、 ネットショップではWEBデザイナーの一歩先の職種になります。
身につくパソコンスキル
- WEBデザイナーのスキル
- WEBマーケティングのスキル(SEO、ネット広告など集客、販売戦略)
- エクセルのスキル(販売データの扱い方)
- CSVのスキル(大量データの扱い方)
パソコンスキル以外で身につくこと
- 商品の知識
- ショッピングモールの市場感覚
- 商品開発のスキル
- 仕入れ、バイヤーとしてのスキル(国内、海外)
- マネジメントのスキル
ネットショップ店長の転職
ネットショップは店長が不足するケースが多いので転職市場では店長経験者というだけで採用されやすいです。
なぜなら売上を上げられる店長まで育つには相当な時間がかかるからです。
上記に挙げた様々なスキルを身につけながら1年や2年ではまだ試行錯誤中、ということもあり、 私自身では3年たってようやく一人前になってきたな、という感じです。
さらに実力をつけた店長は収入アップのために自分でやる=独立する方も多いので、店長が抜けてしまうケースがあります。
採用する企業としては3年分の教育の労力と時間を買うことができるので、即戦力として使える店長は抱える価値があるのです。
ネットショップの店長だけでなく、プレゼン能力、コミュニケーション能力の高い人、市場調査能力の高い人であればECコンサルとして知識やノウハウを提供するコンサルタント会社やモールへの転職もおすすめです。
ネットショップ店長の副業
まだあまり知られていないと思いますが、私がおすすめするのはフリーランス店長、という働き方です。 ネットショップの店長業務をまるまる請け負ってしまうのです。売上や利益の●%を手数料としてもらう、というやり方ですが、 自信のある方にはおすすめです。
- 在宅でOK
- 在庫を抱えなくてOK
という点がメリットです。
ビジネスとしてのネットショップは利点が多いのですが、1つだけ感じる弱点は在庫ありき、ということ。まず仕入れという先行投資が必要ですし、売れ残るリスクもあります。
さらに商品を管理する作業や、発送するという作業が発生するので仕事が増えますので、 副業として1人で行うのは時間が圧迫される可能性があります。
そこで、フリーランス店長という働き方です。
お店はネット上にあるので、パソコンとネット環境があれば運営できますし、知識やノウハウ、そして実務だけを提供すればいいので、在庫を抱えず在宅で売上アップの施策を実践するだけです。
そして事前に決めておいた、売り上げや利益アップに比例して自分の収入が伸びるような契約にしておけば、モチベーションも維持ができます。
ネットショップ店長の独立
ネットショップの店長は売上と利益を管理し、戦略を立てて実行しますので、 サラリーマンといえども経営側に近い立場になります。
毎日、店舗経営に必要なことを学び実践しているので、
自分でお店を作って商品を仕入れてモノを売る、という一連の流れがすでに体に染みついています。
在庫リスクはありますが、経験や売り方によって軽減することもできますし、
人を雇うことで自分の時間を生み出すことができます。
実際に、できる店長は独立される方がとても多いです。サラリーマンや 副業としてのフリーランス店長よりも何倍もの実入りが期待できますから、収入アップを最優先するなら最終的には独立、起業するのが一番です。
周りにネットショップが多い環境であればECコンサル(ネットショップのコンサルタント)としても活躍ができると思います。
使う知識やノウハウは一緒なので、自分のお店を持ちたいか、個人を売っていきたいかで道が分かれてきますが、どちらにせよ企業で働いた経験をそのまま活かすことができます。
動画編集者をおすすめする理由
動画編集の経験のチャンスがあり、これから有望な職種であるから。
ネットショップの動画は需要が拡大していくとみています。
ライブ配信も増えていますし、これから5G(視聴時間の長い動画を3秒とかダウンロードできる高速通信規格)が実施されると、文化として ネットコンテンツ には動画があって当たり前の世の中になるのではと思います。
商品の特徴を伝えるのに、どうしても静止画だけでは伝えきれない特徴があります。 例えば音を出す電化製品、色がレインボーに変わっていくおもしろグッズ、など静止画だけでは伝えきれない情報も動画であれば1発で伝わります。
その商品の信頼性も上がります。
しかし、同時に労力がハンパないです。
一度やってみたことある方ならおわかりでしょうが、動画撮影や動画編集はとても骨が折れる作業です。
効果があると分かっているのに労力がかかるし、それをできる人材が少ないので、 手を上げれば経験できるチャンスがいくらでもあります。
私は商品動画を作ってアップすることもありますが、周りからは重宝されます。
好きな動画撮影と編集をしているだけなのに、「すごい!」と言われるのでコスパ高いですよ。
そのなかで編集スキルや企画力を身につけていっています。
できる人が少なく、動画専門職という固定の椅子がない今だからこそ、経験できるチャンスがあります。
身につくこと
- 動画編集ソフトのスキル
- Youtubeの知識
- 動画の基礎知識
- 企画構成力
動画編集者の転職
ネットショップにしろ他のWEBサイトにしろ、動画を組み込んでいくことがメジャーになりつつなるこれからは、
動画編集という職種がより一般的になると考えられます。
実際に動画編集者のための転職サイトも出てきています。
映像しごと.comはメジャーなサイトのようですね。
副業、フリーランス、独立
動画編集をサッとこなせるにはかなりの経験が必要ですから、それだけで重宝されます。
ネットショップ向けに商品動画を作るという仕事で、1本●万円という業務請負をすることもできますし、いまおすすめなのはYoutuber向けに営業していくことじゃないでしょうか。
いま活躍しているYoutuberも月額●万円で決まった方にお願いしていると動画内で言っていたので、動画編集の大変さが伝わります。
これを利用して、これからYoutubeに進出していく方のお手伝いをすると収入アップにつながるのではないでしょうか。
また、自分でYoutubeチャンネルを作って編集も自分でするということもできますので、Youtubeへの敷居がグッと低くなるはずです。
ちょっと話がずれますが、個人的には子供の動画を作りたいので動画編集をもっと覚えて楽しんでいきたいと思っています。
パソコンやスマホ、ソフトの進化によって、これまでプロしかできなかった憧れの仕事も素人の個人で格安でできるいい時代になりました。
まとめ
今回は経験者の立場から、ネットショップで転職、副業、独立に活かせる職種を3つ厳選し、その理由を伝えました。
ネットショップには興味があるけどどんな仕事を優先して目指すべきか悩んでいる方や、 どうせなら収入アップにつながるような職種を選びたい方に向けて書きました。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
今回は以上です。