- 車の中でパソコンを充電する方法はあるのかな。
- USB-Cが搭載されているけど、もしかして車の中で充電できる?
- ちょっと選び方が分からないなー
現役ネットショップ店長のミカヨーです。
車の中でテレワークを行っています。
首コリ注意。車の中のテレワーク快適グッズとその選び方
続きを見る
そのときに気になるのがパソコンの充電が切れそうになること。
車の中でパソコンを使うときは、少しの時間でも仕事にあてたいという時間の限られた中で行いますので、そのときに充電が少ないとソワソワしてストレスになります。
本記事では、車でパソコンを充電する方法とその基本理解、選び方についてお伝えします。
結論、USB-Cのカーチャージャーを手に入れましょう。
私は、アンカーのパワードライブスピードというカーチャージャーを購入しました。
Anker Power Drive Speed 2-1 PD & 1 powerIQ 2.0という英語で長い名前です。
シガーソケットに差すタイプです。
こちらを選んだ理由をお伝えしながら、選び方を紹介します。
カーチャージャーの選び方
- W(ワット)の理解
- パソコン側の必要電力量
- カーチャージャーのUSB-C側の出力電力量
- USB-Aは必要か
- 安心できそうなメーカー
- 価格
1つずつ見ていきます。
ワット数
W(ワット)数とは消費電力を表します。
消費電力=消費する電力なのでワット数が大きいとたくさんの電気を使うということです。
そして基本的には電化製品のモノが大きいと消費電力が大きい傾向があります。(省エネ除く)
車でいうなら軽自動車よりも大型トラックのほうがたくさんのガソリンを必要とするみたいな感覚です。
iPhoneよりもiPadのほうが、iPadよりもMacのほうが、MacbookよりもiMacのほうが電力を多く消費します。
電力を出力する側のW数が低くなりすぎると充電できないので、iPhoneとiPadとMacbookの付属の充電器は機器の大きさに比例して付属の充電器のサイズも大きくなることが分かります。
つまり、出力側も本体の消費電力量に合わせた電力量を提供できるものが必要になります。
これと同じように、充電のときもワット数が大きいモノであれば多くの電気を送ることができますので、充電も早くなります。
そこで、まずお手持ちのパソコンの消費電力をチェックする必要があります。
パソコン側の必要電力量
電源アダプタからおよその消費電力を把握することができます。
- Mabook air:30W
- Mabook pro 13インチ:61W
- Macbook pro 16インチ:96W
iPhoneやiPadを充電するための電源アダプタは、USB-Cの急速充電に対応していない従来型のアダプタであれば、5W(iPhone 8、SE 2 付属)、12W(iPad air付属)です。
iPhone11proやiPad pro 2018 は18W、最近のiPhone12 は20Wの電源アダプタが対応となり、高速充電に対応しています。
カーチャージャー側の出力W数は大きめのものを選ぼう。
以前、セブンイレブンで購入した多摩電子工業のTama'sというカーチャージャーでは充電ができませんでした。
調べるとそれはカーチャージャー側の出力が弱すぎたからです。
12Wの出力では、96W電源アダプタ対応のMacbook 16インチでは出力不足だったのです。
今回購入したAnker power drive speed + では30W出力で充電できます。
しかし、16インチの場合は消費電力も大きいので、使用時は電力が足りないので維持程度になります。
PCを閉じた状態にすると電力がたまっていきますので、通勤途中の運転中に充電する感じです。
16インチで充電できるので、よりワット数が少ない13インチのMacbook pro なら使用しながらでも充電もできるでしょう。
13インチのMabook air なら付属と同じ30Wなので安心です。
ほとんどの人は30Wで十分です。
USB-Aが必要かどうか
カーチャージャーは2個の口があるものが主流で、その2個目の口がUSB-CかUSB-Aのモノに分かれます。
お手持ちのケーブル環境でUSB-Aのものをお持ちなら、USB-Aの口が1つついていたほうが無難です。
私の場合はUSB-Aのケーブルもたまに必要とします。
従来型のiPhone用の『USB-A → ライトニングのケーブル』と、iQOS(アイコス)の『USB-A → USB-C のケーブル』を使います。
どこのブランド、メーカーなら安心できそうか?
電気を使うもの、しかも車の中、そしてパソコンに、ということで火災や故障のリスクがあるので、できるだけ安心できそうなメーカーがいいなと思いました。
候補として挙がったのがアンカー(Anker)かオーキー(AUKEY)です。
両方ともが知名度があり、創業から数年経っています。
中国の深センに本社を構えています。深センには出張でいったことがありますが、沢山の工場やオフィスビルがありグローバルビジネスが動いている感じを肌で感じとることができ、そこにオフィスを構えているということでビジネス的な信頼感があります。
丸の内にオフィスがあればなんか良さそう、みたいな。
Anker (アンカー)
経営層が元Google出身で、シアトル、東京、ドバイ、リヤド、ジャカルタにオフィスがあり世界展開しています。
日本にアンカーストアが4つあるようです。
上場できるほどお客さんから信頼を獲得している(売れている)点で安心できそうです。
AUKEY(オーキー)
2010年創業。
アンカーと同じく深センにある。
2018年から3年連続で中国のグローバルブランドTOP50に選ばれるほど、
今とても勢いのあるブランドです。
ストアはないですが、AUKEYコーナーというものがビッグカメラ屋
ヨドバシカメラにあり、その他大手家電量販店に卸しているようです。
Anker power delivery Speed+ を選んだ理由
私は最終的にAnkerのPowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0の48Wのモノを選びました。
選んだ理由は、
- 差込口の周りが光るもの
- 一番大きいW数のもの
この2点を探したところ、コレしかなかったからです。
光るものがいい理由としては私は夜も頻繁に車の中でパソコンを利用するので、差込口が分かりやすい方がいいのと、ちゃんとささっているかどうかがひと目でわかる方がいいと思いました。
あとは私は16インチのMacbookを使っているのでできるだけ大きいW数がいいなと思いました。
USB-C側は最大30Wなのですが、USB-A側も12Wまで出せるのでiPhoneの充電も早いと思いこちらにしました。
注意点
48W給電は2口で48Wです。USB-C単体は30W、USB-Aは12Wです。
はじめは、「お!48Wで給電できるならmacbook 16インチもまあまあ充電早そう!」と思ったのですが、
そうではなかったようです。
もっとパワーのあるものもおすすめ
Ankerを購入後に気づいたのですが、Linkonの112W(90WのPD給電が可能)というものを見つけました。
Macbook16インチは電源アダプタが90Wですので、こちらのほうがされるスピードが早いです。
Anker power delivery Speed+の手短レビュー
1 ちゃんと充電できます
一番の目的、充電できるかどうか。
充電マークがしっかり付いており、充電がされています。
今回はMacbook 16インチを10分間でPCを閉じた状態で充電した結果になります。
充電できるとはいえ、16インチでは使用しながらでは厳しいかもしれません。
13インチなら使用しながら問題なさそうですが、移動中に充電するぐらいの感覚がいいと思います。
やはり16インチ使用ならパワーがあるリンクオンの方がおすすめです。
2.ちゃんと光ります。
シガーソケットに差し込んだときに光ってくれるとちゃんと通電できているかどうか分かるので安心です。
また車内が暗くなっても電源を指す場所を迷いません。
3.こんな箱で届きます。
電気ケーブルなどAekerのブランドを表現している薄い刻印にこだわりを感じます。
箱は捨ててしまうんですが、なんかいいなと思っちゃいました。
4.文字が気に入った
We hope you never have the need
あなたがまた欲しがらないことを望む。
確かに!いい製品なら故障も初期不良も少ないはず。
私は本当でそうであることを望みます。
まとめ
本記事では、
- 車の中でMacbookを充電する方法
- カーチャージャーの選び方
- Anker power delivery Speed+を選んだ理由とレビュー
を紹介しました。
ポイントはお手持ちの機器で快適に充電されるW数を知っておくこと。(ワット数は電源アダプタで確認できる)
ポイントはお手持ちの機器で快適に充電されるW数(電源アダプタを確認)を知っておくこと。
検証した結果、16インチでは使用しながらは厳しそうなので運転中に充電することが望ましいです。
13インチを使用している方なら検討の余地ありです。
もっと早くlinkonに気づいていればよかったなぁと思いますが、使用中でも満足に充電したいなと思ったのでそちらも検証したいと思います。
本記事が参考になれば幸いです。
それではよき、車の中のテレワークライフを。