未経験からWebマーケターになる

【徹底解説】Webマーケティングが胡散臭いと言われる理由

Webマーケティング うさんくさい
ともだち

Webマーケティングって胡散臭い気がする。

Webマーケターを目指してもいいのかなぁ。。

こんな疑問にお答えします。

こんにちは。

現役のネットショップ店長で広告運用をメインとして、月5万円以上のSEO副業を行っており、いわゆる「Webマーケティング」に従事しているミカヨーです。

この記事の信頼性

今回は現役Webマーケターの目線で、Webマーケティングが胡散臭いと言われている理由と、そんな怪しい噂のあるWebマーケティングの仕事を目指してもいいのか不安に思っている方にメッセージを送ります。

Webマーケティングが胡散臭いと言われる理由

  1. いまいち、何やっているかわからない、知られていない
  2. 専門用語が多く、ちょっと何言ってるか分からない。仕事内容を理解されにくい
  3. Webマーケターの名乗る人からDMなどで営業されたことがある
  4. 誰でも簡単に稼げるという
  5. 実績や経歴を公開していない

1つずつ見ていきます。

いまいち、何やっているかわからない、知られていない

Webマーケティングが胡散臭いと思われる理由の1つには、「何やっているか分からない」からと思っています。

Webマーケティングの「Web」も曖昧だし、「マーケティング」も曖昧ですよね。初めて聞く人からしたら「なにそれ?」って感じです。

Webマーケティングという職種が比較的新しい職種なので、医者や弁護士や営業など一般的に認知が高い職種に比べると未知のものに思えます。

人間は未知のものに恐怖を感じ、胡散臭いと思ってしまいます。例えば、現在ではネットビジネスは一般的ですが、ほんの10年前は怪しいと言われていました。

さらに20年前、私がヤフオクでモノの売り買いや海外旅行をネットで申し込んでいたときに当時の50代の母からは、「ネットでものを買うなんで信じられない。クレジットカード情報が抜かれるんじゃない?」と疑ったままでした。

今の50代でそんな事を言う人はあまりいませんよね。つまるところ、「Webマーケティング」という職種は一般的に認知度が低いのです。

なにか分からないから、騙されそう、そんなイメージを持っている人も少なからずいると思います。

専門用語が多く、ちょっと何言ってるか分からない。仕事内容を理解されにくい

Webマーケティングの共通言語は英語が多数出てきます。「PV」、「CV」、「CVR」、「CTR」、「CTR」、「SEO」などなど。

担当者からすればごく当たり前の言語で、それを説明することもなく横文字でそのまま使いますので、知らない人からしたら「なにそれ?」とこれまた理解されません。

業務で使う言語自体を理解してもらえないので、「んー、、何言ってるかわからん。」となり、仕事内容自体そのものを理解してもらえません。

クライアントも会社の上司もWebマーケティングの共通言語を知っているわけではないので、お金を出して仕事を依頼している身からしたら「よくわからんけど大丈夫かな。騙されているんじゃないかな」とまるで知的な詐欺師のように思われることも否めません。

Webマーケターの名乗る人からDMなどで営業されたことがある

これは私も経験があるのですが、エックス(X)を開設したばかりの頃、意識高い系のポストをしていたらDMで突然勧誘されました。

副業の情報発信をしていたら、「Webマーケティングをやっているものです。もっと稼ぎたいなら相談に乗りますよ。LINEでお電話いたしますよ」と。

その時は、若干胡散臭いと思いながらも詐欺みたいなことをよく理解していなかったので、LINE電話をしたのですが、その内容があとから振り返るとあれは詐欺だったのかもしれないと思いました。

流れとしてはこんな感じです。

「今やっている副業では稼げません。→ マーケティングを学びましょう → 私達が所属している環境で師匠に教えてもらいました→クローズド環境なので誰でも入れるわけではありません→この環境に入りたいですか?→50万円です。」

といった具合に、起業塾や得体のしれない環境に取り込もうという営業をかけられました。そこでは、高額な情報商材(分厚いテキスト数冊)とスクールのセットのようでしたが。

よく考えたら、Webマーケターと名乗る人が電話で営業していたら、それWebマーケティングじゃないですよね?とツッコミが入りますよね。

Webマーケティングって、Web上で集客から決済までのビジネスを完結させることだと思っていますので、あれはWeb(最近ではSNS)を利用した営業で、色々調べたらネズミ講に近いものでした。

くれぐれも””営業リストの対象"とならないようにしてください。Webマーケターと名乗る人から騙された経験もあるので胡散臭いというイメージが付いてしまった可能性も大いにあります。

誰でも簡単に稼げるという

経験者の立場からいうと、Webマーケティングで成果を出すには相当時間がかかりますし、かなり努力しなければなりません。

胡散臭いWebマーケターは誰でも簡単に(この文章をコピーするだけで、とか、このリストにダイレクトメールを送るだけで、とか)稼げるのを謳い文句にして自分のコンサルサービスを買わせようとしたりしますが、Webマーケティングはそんなに甘い業界ではありません。

知識と経験の蓄積に何年もかかり、多くの時間やお金を投じて失敗をたくさん経験してようやく身につくものです。

どんな仕事でもそうですが、誰でも簡単に稼げる仕事はそうそうありません。

実績や経歴を公開していない

Webマーケティングが胡散臭いと言われるのは、実績や経歴を公開していないからです。

Webマーケティングに従事していれば、どんなに小さくても何かしらの実績があるはずです。仮に駆け出しで全く実績がなくても、具体的に何をやってきたかの経歴は語ることができるはずです。

よくあるのが、Webマーケティングをやっています、だけで説明で終わるパターンです。これだとやはり胡散臭さ10倍以上です。

例えば、私の場合は本業でネットショップの店長を行い、SEOやWeb広告を経験しました。また副業でネットショップ運営代行を行い、売上を上げるための施策をおこないました。ブログではSEOを研究し、ブログスクールの紹介でSEOのキーワード選定や被リンク営業に従事しました。

など、このように何をやってきたかを具体的に語ることができるはずです。

なので、Webマーケティングについて具体的な成果や経験がない人は胡散臭いと思われても仕方がないかもしれません。

Webマーケティングそのものが胡散臭いわけではない

以上のように、Webマーケティングというのは得体のしれない仕事というイメージが強いので胡散臭いと思われがちです。

まとめると、

  • Webマーケティングという仕事の一般的な認知度が低い
  • あいまいなWebマーケティング業者が詐欺のような行為を働いている

以上の2点から、胡散臭いと思われています。

しかし、Webマーケティングという職種は各転職サイトでもその職種の名前が記載されている通り、ちゃんと存在する職業です。

一般企業でもWebマーケターの重要性は増しており、今後も必要とされていく職種です。

なので、胡散臭いといわれているからWebマーケターを目指しても大丈夫なのだろうかと思う方は、是非一度しっかりと「Webマーケティングの業界」や「Webマーケターという職種」をしっかり理解していくことをお勧めします。

当ブログでもWebマーケティングの情報を多く取り扱っているので、ぜひご覧ください。

胡散臭いWebマーケターを見抜くポイント

  1. 実績を公開していない
  2. オフラインで営業をかけてくる
  3. サービス提供されたとき料金を提示していない
  4. 誰でも簡単に儲かるという

Webマーケティングという仕事も、Webマーケターという職種もきちんと理解すれば胡散臭くありません。

しかしながら、私の目から見ても胡散臭いなぁと思う人がいるのは事実です。その特徴は主に、上記4つのポイントに当てはまる人です。

「私はWebマーケターとして活躍しています」と言っているものの、実際にどんな分野で活躍しているのかを明示していません。だいたいそういう方に限って、「LINEで電話をしていいですか?」とか「よかったら大阪でセミナーをやるので来ませんか?」などオフラインに持ち込もうとします。

WebマーケティングでのビジネスはWeb上で集客から決済までを完結します。特に会おうとする方には注意が必要です。

対面で話したいならZoomでも可能なわけなので、オフラインの営業があった時点で怪しいと思って間違いないです。

そうは言うものの、わたくしは実際に引っかかりそうになりました。その時は、起業塾50万円の勧誘をされましたが、その具体的中身の情報がWeb上に1つもありませんでした。。

そして極めつけは、誰でも簡単に稼げる、という謳い文句です。これらのポイントに当てはまる「Webマーケター」は詐欺師に近いと思っていますので、距離を置きましょう。

信頼されるWebマーケターになるには?(胡散臭いと思われないためには?)

もし、あなたが今後Webマーケターを目指そうと思っていたら、胡散臭いと思われないためにも以下のことを意識していくといいと思います。

  1. まず、自分で実績を出すこと(コンサルのみは怪しいと言われる)
  2. 実績と経歴を表示すること
  3. Webマーケティングのデメリットも伝えること
  4. スキルを身に付ける、得意分野を磨く
  5. ステップアップの実績も発信する

一つずつ見ていきます。

まず、自分で実績を出すこと(コンサルのみは怪しいと言われる)

Webマーケティングが胡散臭いといわれる理由は、その方の実績が不透明であること。

そう思われないためには、小さくてもいいので自分の実績を提示しておくほうがいいでしょう。実績を提示するにはそもそも実績がないといけませんので、自分でWebマーケティングに取り組んでみることがまず第一歩です。

コンサルティングに興味があったとしても、何も実行をしていない人からは教わらないので胡散臭いと思われてしまいます。

実績と経歴を表示すること

小さな実績ができたら、それをきちんと提示することです。Webマーケターとして名乗り、転職や副業に活かすときにもきちんとその活動を履歴書や副業なら自分の情報発信の媒体(私の場合はブログになります)に記載をしておくことが大事です。できれば具体的な中身が分かるようにしておくと信頼される確率も上がります。

Webマーケティングのデメリットも伝えること

先ほど、胡散臭いWebマーケターの特徴の1つとして、「誰でも簡単に稼げると言う」と言いました。

もちろん、Webマーケティングにはメリットはたくさんありますが、それと同じぐらいデメリットもあります。Webマーケティングの仕事やWebマーケターのデメリットも語れるぐらい本気で取り組んでみることをおすすめします。

実際に私は、正直Webマーケティングはしんどい部分のほうが多いのではないかとすら思って下記の記事を書きました。ぜひ参考にしてみてください。

【8年の経験者が語る】Webマーケティング実務のしんどい、辛いところ

スキルを身に付ける、得意分野を磨く

胡散臭いと思われないためには、Webマーケティングスキルを圧倒的に磨き、実績を出していきます。

Webマーケティングの仕事って変化が激しいので、知識だけは結構入ってきます。なので知識をたくさん入れると、理論的に語ることができて、あたかもWebマーケティングできるような錯覚に陥ります。

そこでその知識だけを披露してしまうと、「実際効果あったの?」という質問に対して黙ってしまいます。なので知識を実際に実践に活かした経験がなければ、「口だけ」と思われ、信頼もされなくなってしまいます。

なので、「実際に成果を出せるまでスキルを身に付ける」ことが大事です。成果を出していく中で、自分の得意分野(SEOなのか、広告運用なのか、それともトータル提案力なのか)が分かってくると思いますので、そういった得意分野もアピールできると信頼性は上がってきます。

ステップアップの実績も発信する

Webマーケターとしてどれだけ成長しているかもアピールできると、胡散臭さは減ってきます。

例えば、私はSEO業務では、初めはキーワードの選定や競合調査業務から始まり、次はチームのメンバーのマネジメント、最終的にはクライアントに提案するなどステップアップをしてきました。

ネットショップでは各ページの修正から始まり、商品別のSEO対策、などが認められ、現在はWeb広告やSNS企画などより予算をかけて総合的な施策を行うなど、仕事の幅が広がっています。

成長過程でも、そういった実績を表示していくことで信頼性が上がってきます。実績を証明して、その過程も分かるWebマーケターの方を胡散臭いとは思わないと思います。

胡散臭いと思われるWebマーケターを目指していいのだろうか?

Webマーケターという仕事に興味があるけど、「胡散臭い」と思われるのを心配してWebマーケターになるのを諦めるのはもったいないと思います。

先ほども挙げたように、Webマーケターはデメリットももちろん多い仕事ではありますが、それ以上にメリットも多い仕事です。

【転職体験談】元飛び込み営業、未経験からWebマーケティング職になってよかったこと。

最終的には、自分に合っているかどうかですが、もし自分がWebマーケターに向いている!とうっすらでも思っていればWebマーケターを目指す価値は十分にありますので、Webマーケターを目指してみようかどうか悩んでいる人は小さな一歩を踏み出してみてください。

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