コロンビアはどこの国のどんなブランド?
コロンビアは1938年にアメリカのオレゴン州で始まったスポーツウェアブランドを展開する老舗企業です。
3wayの着こなしができる「インターチェンジシステム」や、防水性と透湿性を両立させた「オムニテック」などデザインに加え機能的な商品をリリースしてそのブランド力を確立してきました。
弁当箱のスペース
中身は2段式に別れています。
中の仕切りを取り外して、1つの広いスペースにすることも可能です。
弁当箱スペースのサイズ
気になるのが奥行きです。
横幅が大きすぎる弁当箱はあまりないと思いますが、案外奥行きが狭くてキツキツに弁当箱を入れているカバンも多くあります。
クッションが引かれている部分は約12cmですが、下の生地とフタの生地に余裕があるので実際には奥行き15cmほどのものが入ります。
全体の奥行きは約16.5cmあり、弁当箱スペースを優先してサイズ企画をされているのがわかります。
後で伝えますが、このリュックはノートパソコンを収納できる専用部屋がある2気質タイプですので、残りのマチはノートパソコンやタブレットが入る場所になります。
横幅は24.5cmです。
弁当箱は入るのか?
実際に入れてみました。私の弁当箱はフタ込で奥行きが12.8cmなので約13cmの奥行きが必要なのですが、それもすっぽり入りました。
二段式になっていることで、ハンカチやお箸などを入れることもできます。
弁当箱をそのまま入れるのはなんだか気が引ける場合は風呂敷などで簡易的に包むことがあります。
そんなときは、弁当箱スペースの高さを調節したり、仕切りを外して使う方法もあります。
風呂敷を包むとそれなりにボリュームが出ますが、それでも十分なマチと高さがあるスペースなので、きちんと収納できます。
このスペースのもう一つのいいところは、ダブルファスナーを採用している点。
これにより右側にいても左側にいても弁当箱が取り出しやすくなります。
動画で一連の流れを確認することができます▼
子供の応援カバンとしても使える:ミラーレス一眼、ビデオカメラが入る
ビジネスリュックとしての機能は満載でしたが、これはカメラリュックとしても使いやすいです。
子供の幼稚園の運動会や音楽会など行事ごとにはアマチュアカメラマンと参戦することがしばしば。
しかし、意外と荷物がかさばり、どこに何があるかわからなくなってしまうことがあります。
そんなときコロンビアのフレッチャーアベニューであればきちんと整理された状態で取り出すときも迷いがありません。
こちらも仕切りをうまく使うことで、ビデオカメラとミラーレス一眼カメラを分けて一緒に収納することができます。
下部スペースには奥行きもあるのでレンズがかさばるカメラでも少し斜めにすれば入り、しっかりとファスナーを閉じることができます。
おむつも水筒も入る父親リュックとして
休みの日は完全にオフにして4歳の子供と8ヶ月の赤ちゃんと1日すごすことがあります。
その時、妻のためになるのは荷物持ちです。子育てって肉体労働の部分が大きいです。
弁当箱スペースにおむつを入れることで、緊急時でも高速オムツ交換が可能になります。
また、水筒入れが外側に2つ付いているのは便利です。1つは子供用、2つ目は自分用。
子供用の水筒ってなんであんなにデカイんでしょうか、リュックに入れるときに困っていましたが外側ならメイン収納部に影響しないので便利です。
ノートPCは入るのか?
このコロンビアフレッチャーアベニューがビジネスリュックとして優れているポイントは、サブ収納部の仕切りの多さです。
13インチ、15インチ、16インチのノートパソコンが持ち運びができるのはもちろん、タブレットやA4ファイル、本、kindleなどパソコン以外の縦長の種類の違う荷物を分けて入れらる仕切りが合計で5つあります。
ガバッと開く仕様になっていて、斜め上からも真上からも資料が一覧できる使いやすさがあります。
パッと上からのぞいても、どこに何があるか分かりやすいです。
ノートパソコンはすっぽり入り、取り出しやすいです。
その他の書類やタブレットなどを小分けできるのは便利ですね。
メイン収納部
このメインの収納部は2つの使い方があります。
1つは弁当箱収納部の冗談としての使い方、もう1つは1気室にして衣類などを詰め込むことも可能です。
メインの収納部には仕切りがいくつかあり、細かくてゴチャゴチャしそうな小物をキチッと収納することができます。
仕切りではない部分は大きく、普通のリュックとして十分使えます。
スウェットとジーパンの一組ぐらいの容量の着替えを入れることが可能です。
空にしておいて、買い物をしたものをポンっと入れることも余裕です。
メイン収納部のなかにある巾着の紐をほどくと、奥底にある弁当箱収納ケースの仕切りを取り出すことができます。
そうすると、奥まで貫通して2部屋から1部屋の通常のリュックに早変わりです。
弁当箱を必要としない小旅行で洋服を詰め込みたい方はこのような使い方もできます。
1部屋にすると、入れられる荷物がふえるので洋服を二組にしてトライしてみます。
すんなりと入る大容量です。
もう少し余裕がありますね。
貫通しているので、洋服も下から取り出すことができます。
前面の収納部
最前面のポケットは縦にファスナーが敷かれ、横からものを取り出しやすくなっています。
マチはほとんどありませんが、kindle papewhiteを入れても余裕のあるサイズ感です。
財布や手帳、スマホなどすぐに取り出したいものを入れておくと便利です。
背面収納、隠しポケット
リュックの裏側にはもう1つ小さなポケットがあります。
ここにスマホや財布などを入れられます。
たとえばコンビニのレジ前でお金を払うときにリュックを降ろさずに財布を取り出せます。
混雑している電車の中で、リュックを前に抱えるときもスマホだけ取り出して暇つぶししたいときにも役立ちます。
細かい部分
ロゴが目立たない
ビジネスリュックだと、フォーマルな場所に行くことがあり、できるだけ地味で目立たないデザインのほうが好ましいときがあります。
特に目立ってしまいがちなロゴですが、このフレッチャーアベニューのコロンビアのロゴの色は目立たない色で刺繍されています。
ファスナーが滑りやすく、ほぼダブルファスナー
ファスナーはYKK製のものを使用しています。
製品に付いてきたタグに案内がありましたが、かばん向けに設計された織り込みファスナーだそうで、摩擦に強く、見栄えがよく、スムーズで壊れにくいファスナーになっています。
たしかに、真っ黒なファスナーではなくガンメタで粋な感じにも見えます。
しかしこれはすべてのファスナーに採用されているわけではなく、メインの収納部のみとなっています。
外側ポケット以外には、ダブルファスナーになっており自分が左右どちらにいても開け締めがしやすい仕様になっているのが、このリュックの使い勝手の良いところです。
ハーネス付き
抑えるところは抑えているなぁと感じたのがこのハーネスが付いている点です。
ビジネスリュックはパソコンから書類からガジェット類など入れると1つ1つのアイテムが軽かったとしても、合計するとずっしりとなりがちでこれは仕方がありません。
それに加えてこのリュックは弁当箱を入れる前提ですから、総重量は重くなります。
リュックが重くなると、肩からずり下がってきてそれを定期的に元に戻したりする面倒さがありますが、ハーネスをかちっとつけていれば安定しているので、自転車通勤や駅まで小走りするとき、プライベートでは小さな子供を追いかけるときに役立ちます。
気持ちいい背面クッション
背面のクッションは思ったより肉厚です。
ショルダー部分にも搭載されています。背負ったときに快適です。
マチはあるけど、スリムに見せられる外観
このリュックはスクウェアデザインではなく、上部になるにつれてスリムになっていくデザインです。
このデザインにより、マチは十分あるのにカバン自体は大きく見えすぎず、圧迫感がありません。
マチが広めのビジネスリュックはボックス型に近くなるデザインが多いので、マチを確保しつつもスリムに見せられるデザインはプラスポイントです。
コーディネイト:スーツに合うのか?
上部になるにつれて細くなる設計になっていますので、リュックが大きすぎるというおとがありません。
コーディネイト:カジュアルな服装
私はこのようなカジュアルスタイルで通勤することも多いので、カジュアルにもスーツにも使える無難なデザインは助かります。
デメリット、注意点
- スーツケースにキャリーオンできない
- 防水仕様ではない
- ポリエステル100%
- 底びょうが付いていない
このリュックは、毎日通勤用に使うリュックには最適ですが、アウトドアなどのハードな使い方はおすすめできません。
またポリエステル100%なのでバリスティックナイロンなどに比べると圧倒的に軽いですが強度は劣り、底びょうもついていないので丁寧に扱う必要があります。
良かったポイントまとめ:一言でいえば超機能的。使いやすい。
- ポケットが多い
- 弁当箱がすっぽり入る
- 書類の整理もしやすい
- 2気室が使いやすい
- 値段が安い
- 外側に水筒ホルダーが2つ
- 軽い
このリュックはとにかく機能的であること。
はじめは弁当箱がスッキリ入ることだけを目的に購入しましたが、実際には書類の整理ができるpc収納部やメイン収納部の仕切りや水筒ホルダー、背面クッションなど自分が期待していなかった機能も使いやすく嬉しかったです。
これだけの機能の割には価格が1万円ちょっと。ビジネスリュックを10個以上試していますが、機能的なビジネスリュックは1万5000円〜2万円ぐらいするのが相場です。それに比べるとコスパは良いといえます。
まとめ:おすすめできる人
- 手作り弁当を持っていきたいビジネスパーソン
- 中学生、高校生、大学生、専門学生など学生さんにも
- 小さな子供がいるパパ
- 一眼レフやミラーレス一眼を日常的に使う方
毎日弁当箱を持っていく社会人の方、学生さんの方には特におすすめできます。
私はたまに弁当箱を忘れてしまってとても嫌な思いをしました。妻に怒られるし、1日経った弁当箱の匂いと格闘しながら手洗いをする。。
弁当の持ち帰りがどうしても面倒で「昼食はコンビニか外食で済ますから」と言った時もありましたが、弁当の恩恵って結構大きいんだなぁと気づいたのです。やっぱり味が美味しいし、お金がかからない、買いに行く手間も選ぶ手間もない、結構最高なんですよ。
あとはスマホではなく大きいカメラを使う方にもおすすめです。私は小さな子供のために休日カメラマンをやることもありますが、弁当箱と同様にカメラもかさばるので持ち運びに悩んでいたのですが、これで解決です。
弁当箱やカメラをうまく収納したい、という方にはとてもおすすめできるリュックです。