こんにちは。
今日はバーマスというブランドから出ている『フリーランサー LBパック』というかっこいい名前のかっこいいビジネスリュックを紹介します。
私自身、毎日ノートパソコンを持ち歩いているのですがそれと同時に出勤時には弁当箱も毎日持ち歩いています。
ランチバッグに別持ちしていることもありましたが、片手がふさがる、忘れる、見た目が良くない、ということでどうにかカバンに収めたいと
思っていました。ただ、通常のリュックだと弁当箱は奥底に沈んでしまい、他の荷物と干渉したり取り出しにくくしまいにくいのが悩みでした。
そこでこの弁当箱の専用スペースがあるこのリュックを見つけ、試してみました。
写真と動画を使ってレビューしています。ぜひご参考下さい。
バーマスはどこの国のどんなブランド?
BERMAS(バーマス)というブランドで、一瞬「え、ビームス??」と思うほどスペルが似ています。
よく見るとスペルも違うし、お洒落なロゴマークがあります。
バーマスは1919年、第一次世界大戦後にドイツで創業されたとても歴史にあるカバンメーカーです。
品質と耐久性にこだわり、それでいてお求めやすい価格帯になっています。
皮のスーツケースから始まり、アルミスーツケース、フライトスーツケースが評判で、1996年のアトランタオリンピックではドイツチームの公式スーツケースに採用されるほど国民的知名度のあるブランドになりました。
日本では鞄の産地で有名な兵庫県豊岡市の衣川産業という会社がライセンスを取得しています。
バーマスLBパック 60368 のサイズと重量
バーマスのビジネスリュックにはいくつかの種類があるのですが、今回手にしたのは、
『バーマス フリーランサー LBパック 60368 』というモデルです。
タテ42cmxヨコ28cmxマチ10cmです。
パット見は大きく見えるんですが、実は縦の長さが42cmとエースやノースフェイスに比べるとコンパクトな部類になります。
重量は950gと1kgを切っているので、pc持ち運び用リュックとしては合格ラインです。
背面の弁当箱のスペース
商品名にLBパックと名をつけているところから、このリュックの最大のウリは、弁当箱の専用スペースがあることです。
通勤時にかさばる弁当箱を収納できることはもちろん、オフの日には大きめのミラーレス一眼レフカメラなども入れられます。
ランチバッグ入れとして
このLBパックの良いところは、弁当箱の専用スペースを背面に持ってくることで、フロント部分のデザインをすっきりのミニマルに仕上げた点です。
弁当箱スペースの奥行きは実寸で約12cmとなります。
横幅は約23cmですのでほとんどの弁当箱はここに入ります。
こちらはオーソドックスな横型の弁当箱でフタ込で奥行きが12.8cmなのでこのリュックの奥行きを少しオーバーしているのですが、クッと押し込み、ファスナーで閉じると違和感なく収納することができます。
上記のようにファスナーを完全に閉じることができます。
休日のカメラバッグとして
ミラーレス一眼ガメラも入ります。
これはオリンパスのE-PL8という機種ですが問題なく入ります。
ファスナーを閉じることができます。
動画でも確認できます。
サイドポケットに水筒をは入るのか?(少しきつめ)
水筒を入れるサイドポケットは2つあるのですが、キツめなので、水筒やペットボトルはメイン収納部に入れてこのサイドポケットには鍵やスマホなど薄いものを入れておくほうが無難です。
メイン収納部のレビュー
メイン収納部は通常のリュックと違って、2気室の上部のお部屋になります。
下部には弁当箱スペースが確保されているので、その上の空間を収納に利用します。
2気室のつくり
メイン収納部の下に弁当箱スペースがあるため、高い配置になっており荷物が取り出しやすいです。
このリュックは完全な2気室タイプです。
マジックテープで布を取り外すことはできますが、弁当箱スペースの上部の布は縫い付けられているため貫通はしません。
ノートパソコンの衝撃吸収付きのスペースがあります。
13インチのノートパソコンがすっぽり入ります。
大口のメッシュポケットが搭載されているので、ごちゃごちゃしがちな充電ケーブル類や、小旅行の下着入れに重宝します。
洋服はメイン収納部に入るのでしょうか。
かさばりがちなジーンズとスウェットパーカーの1泊セットを入れてみます。
このようにちょうどよく収まります。
夏服やワイシャツであれば2枚~3枚入るので出張時に使えるビジネスリュックになりそうです。
前面ポケット
前面ポケットは深さがあるのでA4書類等はスッと入ります。
大きめのメッシュポケットが装備されています。
小物を入れる仕切りや鍵を取り付けるキーフックがあります。
細部
バーマス、フリランサーLBパックは細部のつくりも手を抜いていません。
ハーネス
ハーネスがついており、自転車通勤の際や小走りしたときもリュックがずり落ちてこない仕様です。
ショルダー部
ショルダー部分、肩紐はシートベルトにも使われる強度の強いナイロンが使われており、高級感もあります。
ファスナー
ファスナーの部分は特徴的なリングタイプになっています。
これが意外と手に取りやすく、見た目もおしゃれにみえます。
ファスナー部そのものは雨水が侵入しにくいつくりになっています。
サブバッグが付属
収納ケース一体型のサブバッグがついています。
広げるとリュック以上の大きさになります。
こちらは買い物用のエコバッグとしても使っていいし、運動の際のシューズ入れ用の袋としても使えます。
特別な追加オプションではなく標準でついてくるのが嬉しいですね。
スーツに合うのか?
ここ数年でよく見る光景で、スーツと合わせても問題ないデザインです。
横から見てもスッキリまとまっています。
グレーのスーツにも合わせてみました。
右側からみたスタイルです。
いろんなビジネスリュックを使ってきましたが、後ろ姿はこれが一番かっこいい気がします。
アメリカブランドとはまた雰囲気が違うドイツブランドで、ヨーロッパ系ブランドが好きな方ならおすすめです。
装飾がないスリッドタイプですが、素材がしっかりしているので型崩れがしにくい印象を受けました。
『フリーランサー』というだけあって、ジーパンやパーカーなどカジュアルなスタイルに似合います。
スーツでは無難って感じでしたが、パーカースタイルではさらに映える気がします。
デメリット 注意点
- 弁当箱スペースの取り外しはできない
- サイドポケットは水筒を収納しにくい
たまに見かける2気室リュックで、マジックテープで仕切りを取り外したりして2気室を1気室にできるものもありますが、こちらの商品はそれはできません。そのため、1度に持ち運べる容量は1気室たいぷよりも制限され、多くの洋服を持ち歩いたり2泊以上の旅行には不向きです。
サイドポケットは水筒をもう少しスムーズに入れられると嬉しかったです。入らないことはないんですが。
まとめ:こんな人におすすめ
- 弁当箱を毎日持っていく人
- 自転車通勤の人
- 見た目はすっきりミニマルなモノを好む方
上記に当てはまる方なら、社会人から学生さんまで幅広くおすすめできる無難なデザインです。
お弁当箱ってとても嬉しいんですが、生活感が出すぎてしまいます。
この弁当箱の専用スペースが有るのにお洒落という不思議なビジネスリュックを好きになると思います。
それでは良きビジネスリュックライフを。