本革なのに防水ていう特殊なブーツだから人気みたいよ。
こんにちは。
ほぼ私服通勤のネットショップ店長です。
寒くなってきたので、足元をあったかく、それでいてファッション性の高いブーツを探していました。
いろんなブーツを見ているうちに、できれば防水がいいなぁと思いはじめ、このブーツにたどり着きました。
冬場は雪にさらされることも多い地域で、真冬に足や靴下が濡れてしまうと凍るような冷たさに1日耐えなければならず、それが苦痛だからです。
今回ご紹介するブーツは、本革を使用して高級感を損なわず、それでいて防水機能があるとても長く使えるブーツと満足していますので、購入前に事前に情報を知りたいという方にむけて詳細にレビューをしていきます。
概要をサッと知りたい方は動画をご覧ください
KEEN(キーン)ってどこの国のどんなブランド?
Keenはアメリカのアウトドア、フットウェアブランドです。
日本ではキーン・ジャパン合同会社が販売をしています。
こちらのホームページはかなり充実していて、キーンが取り扱っている商品がわかりやすく、きれいに表示されています。
メンズ、ウィメンズともに暖かい冬用ブーツやアウトドア、ワーク用の靴が豊富です。
2020年にはコロナ渦において10万足の靴を世界に届けるという社会的貢献も行っている企業です。
外観
このブーツの一番の魅力は『見た目』といってもいいです。
アッパーは本革で作られており、高級感があります。
本革の中でもフルグレインレザーといって、トップグレインレザーやジェニュインレザーよりも位の高い上質なレザーを使用しています。
- 男性用のブーツって装飾が多いものだとゴテゴテしすぎて合わせにくいし、中学生っぽくなる。
- かといってシンプルすぎるデザインは安っぽく見える。
男性用のブーツは意外と選びにくかったりします。
なので、おしゃれに気を使うならある程度のブランドか、使っている素材に注目することが必要となります。
その点に関していえば、このブーツは基本シンプル設計なんだけど、地味になりすぎないカッコ良さがあります。
防水性はどうか??
このブーツのもう1つのウリは、防水であること。
私がこのブーツを選んだ理由の1つでもありますが、実際に実験をしてみたところ、靴下は濡れずにすみました。
これで、大雪の日でも足を濡らさず安心して通勤できます。
サイドゴアって脱ぎ履きしやすい
サイドゴアブーツは初めて導入したのですが、紐なしで靴の両サイドに固めのゴムが付いている仕様になります。
紐がないだけで履きやすく、脱ぎやすい。
おまけに紐がほどける心配がないのでノーストレスです。
履き口はそこまで広くありませんが、前後にツマミがあるため立ったままでも脱ぎ履きがしやすくなっています。
基本仕様
それでは、ここからは基本的な仕様を見ていきます。
サイズ感
KEENのブーツは若干小さめです。
自分の実寸サイズの+2cmぐらいの少し余裕があるぐらいがおすすめです。
以前、KEENのハウザー2のチャッカというモデルを購入しました。
私の足の実寸サイズは24cmなので、+1cmの25cmぐらいでちょうどいいだろうと思ったら、ジャストサイズすぎるゆえに少し締め付けられる感覚がありました。
【レビュー】KEEN (キーン)HOWSER II ハウザー2 Chukka スーツに合う冬用通勤ブーツ
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ですので、今回は+1cmの25cmは選ばず、26cmにしたところ、少し余裕があるぐらいの履き心地になりました。
25cmだとジャストサイズすぎて動きづらいだろうなと思うと26cmにして正解です。
ヒール高
ヒール高は実寸で約4cmになります。
ブーツだからといって特別に厚底になるわけではありませんが、4cmぐらいあると身長はだいぶ大きくなったように感じます。
重量
このブーツは両足でおよそ900gあります。
私は以前、レッドウィングの2268PT91エンジニアというモデルを履いていたときがありまが、これが重くて足が痛くなった記憶を鮮明に覚えています。
レッドウィングのエンジニアブーツの重量は片足で約1.1kgですので、その2分の1なので軽く感じます。
機能やデザインは大事ですが、ブーツは軽さも購入前にチェックしておくのが吉です。
暖かい仕様
インソールは、サーマルインソールという保温に優れたインソールが入っています。
地面からの冷気を遮断して、ブーツの室内を暖かく保ちます。
ブーツ内の生地はKEEN.WARMというKEEN独自開発の天然保温素材が施されています。
これにより、ブーツ内の湿気を吸収して、断熱力を維持して、KEEN WARM(キーンワーム)もまた、ブーツ内を暖かく保ちます。
KEEN DRY とは?
KEENが独自に開発した靴専用の防水透湿素材です。完全防水でありながら高い透湿性を持たせ、耐久性にも優れています。
Amazon商品販売ページより引用
歩きやすい、滑りにくいソール
こちらは一見、普通のソールに見えますが、気温によって硬さが変化する驚きのソールになっています。
『KEENフリーズ ラバーアウトソール』といって、アスファルトでは滑りにくく、雪に対しては食い込みが良くなる仕様だそうです。
KEEN ANCHORAGE BOOT 3 のコーデ
ブーツ自体はシンプルなデザインになっているので、とても合わせやすいです。
無難ながらも、本革レザーを使用していているため安物のレインシューズにありがちな、『長靴感』はほとんど感じられません。
ゴツすぎず、薄すぎないバランス感と本革の高級感を楽しむことができます。
ブーツインできるのか?
ブーツインは履き口があまり広くないため、少々窮屈な印象ですが一応可能です。
ロールアップがおしゃれ
サイドゴアブーツは横から見てもかっこいいので、このかっこいいブーツを見てもらうならロールアップがおすすめです。
ブーツ自体の高さがあるので、ロールアップをしても寒くはありません。
地味になりがちな冬服を小洒落た印象にしてくれます。
デメリット
- 革は少し固め
- スーツには合わない
フルグレインレザーという高品質なで丈夫なレザーを使っているぶん、馴染むまでは少し硬く感じます。
また、見た目はカジュアルテイストなので、スーツに合わせるのは厳しいデザインだと感じましたので、スーツで出勤される人よりは、私服通勤できる方やフリーランス、ノマドワーカーの人の方がおすすめできます。
スーツに合わせるなら、アサヒのトップドライがしっくりくるのでおすすめです。
アサヒ トップドライ レビュー ゴアテックス仕様、通勤用の防水ブーツ TDY3835 AF38351
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まとめ
良かった点
- デザインがいい、合わせやすい
- 革の質感がいい
- サイドゴアが脱ぎ履きしやすい
- 防水
- 暖かい
イマイチな点
- 革は硬めで馴染むまでに時間がかかる
- スーツには似合わない
こんな人におすすめ
- デザイン性の高い防水ブーツを探している人
- 脱ぎ履きしやすいブーツを探している人
やっぱり本革と防水、保温機能、デザイン性の高さから長く使えそうだ。
品質や全体的な満足感は高いと思いました。
それなり良いお値段はしますが、アマゾンや楽天はセールになることも多いのでよくチェックしておいたほうがいいかもしれません。
それでは、よき防水ブーツライフを。