

こんにちは。ネットショップ店長のミカヨーです。
この度、人生ではじめて電熱ベストを購入しました。
「アウターにベストって暖かいわけないじゃん。だって袖ないじゃん。冬にアウターとしてベストを着る意味がわからん。」
とずっと思っていたのですが、考えが変わりました。
ベストを着る意味は動きやすく、着脱がしやすいことにメリットがあります。
とくに現代では暖房がよく効いた空間で過ごすことが多いです。ショッピングモール、カフェ、ファミレス、オフィス、自宅、電車の中、車の中、など真冬でも長時間外にいることって1日の時間の割合のなかでいえば少ないことに気づいたんですね。
わたしは車通勤をして、土日は子供とショッピングモールや子育て施設などにいく、1人の時はカフェかファミレスで仕事、という生活をしているのですが、そのときにいつも思っていたのがアウターを脱いだり着たりするのが面倒だということ。
アウターって通常の洋服より体積がありますし、重い、場所をとるので、置く場所から考えなければなりません。
そういうのが面倒で、アウターいらないんじゃない?って思ってアウターなしで過ごそうと思ったのですが、それはさすがに無理だったのでこの数年間どんなものがいいのだろう、と考えて探した結果、この電熱ベストにたどり着きました。
タップできる【目次】
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電熱ベストが最適解である理由
- 屋内、室内でも着たままの状態が増えた(着脱の面倒さが減った)
- 袖なし着脱はしやすい
- 動きやすく、暑くなりすぎない。(温度調節もできる)
- 電熱であることで袖なしの寒さをカバー
まず、ベストという点に触れると、袖がないので圧倒的に動きやすいのと着脱がしやすいです。
袖がないことで屋内でも暑くなりすぎないので、ベストを着たままでいることも増え、そもそも着脱の機会も減りました。
車のなかなど狭い空間のなかでは着たままでもハンドルを動かしやすいですし、着脱の機会があるときは袖の引っ掛かりがないのがラクです。
でも袖なしって寒いでしょ?って思っていたのが今までの私なのですが、ベストの弱点である寒さを電熱の暖かさでカバーしているのです。
このあとに触れますが、背中や首に前など全身にホッカイロを貼っているような感覚になって、全身が暖かいと袖が暖かくなくても意外とイケるんだということに気づきました。
さらに、温度の調節もできるので暑くなりすぎている場合は、温度を下げることもでき柔軟な対応ができます。
この商品を選んだ理由
- ツートンカラーである
- フードが付いている
- ウールではないもの
電熱ベストでよく見かけるのが、真っ黒なデザイン。なんだか少し面白くないなぁと思っていたのでツートンカラーがお洒落に感じました。
また、冬にフードがある洋服は重宝しているので、フード付きも大きなポイントでした。
電熱ベストではあまり見かけませんが、ウールのアウターは毛玉がよく出るので避けるようにしています。
外観

気に入ったのはこのツートンカラーのデザインです。
電熱ベストで一番多いのは真っ黒な単調カラーでそれがあまりおもしろくないのと、少し安っぽく見えたので、無地で合わせやすいんだけど一工夫あるデザインを探していたところ、こちらの商品に出会えました。
グレーとブラックなのでシンプルだけど地味にならないデザインです。
ヒーターの場所:11ヶ所

こちらは全部で11個のヒーターが内蔵されています。
前面に4個、首元に1個、背中に6個入っていて、胸以外はほぼ体全体をカバーしています。
実際に使ってみて暖かいなぁと感じた部分は、ポケットに手を突っ込んだときにあたる前面の上側、首元、背中の腰回りがとくに暖かかったです。
感覚的には、貼るホッカイロが服に内蔵されているようなじんわりとした暖かさです。
ヒーター詳細、使い方とランプの説明



ヒーターは3段階あります。
温度によって、ランプの色が別れています。
- 赤:高温(40℃-45℃)
- 白:中温(35℃-40℃)
- 青:低温(30℃-35℃)
になります。
長押しでスイッチを押すと、まずはじめに赤く光ります。
ベスト自体が暖まれば、白でキープ状態になります。
長押しではなく、1回押しでこの温度を変えることもできます。
また、ボタンは2つあり、前後で温度を変えることもできるので、お腹だけ暖めたい女性にとってはありがたいですね。
素材感

表地はポリエステル100%

ポケットの中はフリースっぽい素材になっていて手触りがよく、手を入れたときにひんやりしないように工夫されています。

風よけファスナー

見た目は止水ファスナーっぽいですが、販売ページには風よけと書いているので、風が入りにくいファスナーになっています。
着脱可能なフード

この取り外しが可能で、取り外し用のファスナーがあります。
急な雨風をしのぎたいので、フード付きにこだわって探しました。
とくに冬の風が耳を通り抜けるときにすごく冷たいので、風が強いときはフードをサッとかぶっています。
とはいえ、スーツなど少しシャキッとした服を着るときはフードがあるとカジュアル感が強くなるので、そういうときは取り外した状態で着ています。
この紐は胸辺りまであり、意外と長めです。

モバイルバッテリー収納部

ベストの裏側には、モバイルバッテリーの収納ポケットが用意されています。
横幅は約16cmぐらいまでのモバイルバッテリーが入ります。
私はAnkerのモバイルバッテリーを使っていますが、この横幅が15cmなのですがこれでも少し窮屈めなので、モバイルバッテリーは大きすぎない方が無難です。

モバイルバッテリーの高さもあるので、これでピッタリ収まるというサイズ感です。
コーデ例:スーツスタイル

スーツスタイルの時は、フードを取り外して使うとスマートな印象になります。

真冬前の秋口は、電源を入れずに普通のベストとして使えます。
コーデ:カジュアルスタイル

ジーンズにもよく似合います。
サイズ感。本体サイズは小さめ。ワンサイズ上がおすすめ
私は身長が167cmなので、通常はMサイズを着用しています。
しかし、この商品は小さめというレビューも見ていましたので、Lサイズを購入しました。
このベストの下にはスウェットや厚めのセーターを着ることが多いので、それも見越してLサイズにしてみましたが、正解でした。
ジャストサイズですと薄手のインナーなら大丈夫かもしれませんが、少し窮屈さを感じる可能性があります。
もちろん、室内でも使える
通勤用、買い物用に購入したこのベストですが、意外と役に立っているのが室内での使用です。
自宅でパーカーを着ていても、部屋の暖房が暖まるまでは時間がかかり待ち切れず布団にくるまろうとした時はこのベストをさっと着て動き始めます。
家事をしている妻に貸すことも多いです。
通常の袖ありのアウターを室内で着る機会はありませんから室内でも着用できるのはなんだか得した気分です。
あと私はカフェやファミレスで仕事をするときも多いのですが、そのとき通常のアウターなら脱ぎます。動きにくいからです。
しかし、暖房が効いている屋内だとはいえ、長時間滞在していれば肩や背中が冷えてきます。
それでまた上着を着るのですがやはりゴワゴワしてしまうし窮屈に感じる。
そんなときに、電熱ベストを着用すれば暖かいのに動きやすく窮屈ではない、という理想の状態が仕上がります。
ノマドテレワークに重宝しています。
注意点:モバイルバッテリーは付属していない
こちらの商品はモバイルバッテリーが付属していないので、届いてすぐに使うことはできません。
おすすめのバイルバッテリーは、Anker PowerCore Essential 20000というモデルのモバイルバッテリーです。
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電熱ベスト用モバイルバッテリーにAnker power core Essential 20000は実用的か?レビュー。
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私はこのモバイルバッテリーを購入しました。20000mAを供給できる大容量バッテリーだったからです。
大容量ということは長時間使えるので、急な電池切れを少しでも遠ざけることができます。
出力には対応していませんが、入力用、つまり充電用のUSB-Cのポートが付いていますので、高速充電にも対応しています。
注意点:洗濯機では洗えない
熱戦が内蔵されているため、洗濯機で洗うことはできません。
しかし、手洗いは可能なので、石鹸の泡を手につけて揉むようにして水を一気にかけないよう少しずつ手でなでるように泡を落とします。
あとは、通常どおり干して乾くのを待つだけです。
デメリット
- 真冬の外で長時間過ごすのには向いていない
- モバイルバッテリーが付属していない
- バッテリーを入れるとベストは重くなる
- 洗濯機では洗えない
まとめ
良かった点
- 思ったより暖かい
- フードが付いている
- ツートンデザインがかっこいい
イマイチな点
- 真冬の外歩きには向いていない
- モバイルバッテリーが付属していない
- 洗濯機では洗えない
こんな人におすすめ
- 室内での上着を脱いだり着たりするのが面倒だと感じる人
- 車で通勤する人
- 黒ばかりの単調デザインに飽きた人
- フード付きを重視する人
デメリットも多少あるものの、冒頭にも挙げた通り、電熱ベストってメリットが多いと感じました。
通勤時や家事、買い物、など多くのシチュエーションで使えるので失敗しにくいコスパに優れた商品です。
機能や使い勝手に対して、価格はかなり良心的です。
それではよき、電熱ベストライフを。