ウール版もあるようだけど、誰かれびゅーしてくれないかな。
こんにちは。現役ネットショップ店長のミカヨーです。
真冬の通勤ブーツを探していて、いくつか購入していますがザ・ノースフェイスの『ヌプシ ブーティー ウォータープルーフ V(6)I』というブーツを購入してみました。
このヌプシのブーツは長らく定番人気のアイテムのようですが、その理由がわかりました。
ヌプシのブーツは表面がつるつるしたタイプと、素材がウールのものがあり、今回は私はウール版を選びました。
このブーツを詳細にレビューしていきます。
概要の動画
ノースフェイスってどこの国のどんなブランド?
ノースフェイスはアメリカのカリフォルニア州アラメダ発のアウトドアブランドです。
1966年に創業され、2021年時点で55年ほど歴史のある老舗のメーカーです。
日本では株式会社ゴールドウィンというスポーツ用品メーカー会社がノースフェイスのライセンスを取得・販売しています。
基本情報
型番 | NF51873 |
表地素材 | ウール |
ソール素材 | ゴム |
ヒールの高さ | 3cm |
筒周り、履き口 | 28cm |
筒丈 | 17.5cm |
重さ(片足) | 400g |
仕様のまとめです。
これはアマゾン公表値でサイズが23cmのスペックになるので、参考値になります。
外観
横のステッチがかっこいい
見た目はシンプルですが、ステッチのデザインが単調にならないように工夫されています。
後ろからみた感じも安っぽくありません。
カジュアルが前提ですが、いろんな洋服に合わせらそうです。
「THE NORTH FACE 」のロゴも目立たないようになっているのはグッドポイントです。
ノースフェイスのアウターはこのロゴが大きく目立ってしまい、モノはいいのになんとなく遠慮してしまう、人とかぶる感じがするのでロゴは控えめな方が嬉しいです。
ウールってどう?TNF版とどっちがいい?違いは?
個人的にはこのウールの見た目と質感は気に入っています。
ウールを使っていると見た目から暖かみがあり、高級に見えます。
また触り心地も気持ちいいです。
私は真冬にはウールのダウンやコートを着るので、ブーツもウールにすることで洋服の一部っぽい感じがして統一感が出てきます。
水の弾きはTNF版に劣りますが、防水ということもあり雨水や雪が侵入することはありません。
つるつるとした素材は水弾きがよく、一般的なダウンジャケットには似合うと思いますが、ウールに比べると業務用っぽく見えたり、高級感は出づらい見た目となるため、1000円ぐらい高いですが私はウール版にしてよかったと思います。
サイズ感
ブーツの底は公表値では3cmとなっていますが、実寸では4cmでしたので、少し身長アップできることに期待できます。
ブーツ自体の見た目が大きいので、厚底を履いている感がなく身長アップできるので167cmの低身長のわたしとしては底がある方が嬉しいです。
もう少し底が高くてもいいんですが、雪の日を前提にしているとあまり底を高くしてしまうと今度は転倒のリスクもあるのであまり厚底にできないんでしょうね。
サイズは実寸の足から+1cmがちょうどよく、中綿もあるので大きすぎるということはありません。
私は実寸の足が24cmなので、今回は25cmを注文しました。
重量
こちらのブーツの片足は23cmのサイズで約400gとなります。
この体重計は細かいところまで出ませんが、2足で約900gとなることから、1足あたりは400~450gになります。
以前、レッドウィングのエンジニアブーツを履いていたのですが、そのときはとても重たくて長時間の移動がとても苦痛だったことを覚えています。
いま重量を調べるとレッドウィングのエンジニアブーツは片足だけで1.1kgあるのでどうりで重いはずです。
その経験からブーツを選ぶときは見た目や機能と同じぐらい重量を意識して購入するようにしています。
脱ぎ履きしやすい
このブーツは紐なし、ジッパーなし、ゴムなしでただ足を突っ込むだけで履くことができます。
脱ぐときもスポッと靴を引っ張ればいいだけなので、スリッパ感覚でとても脱ぎ履きがラクです。
脱げないの?ていう疑問がありますが、プルオンタイプの筒周り調整がありますので、不安な方はこれを少しきつくすれば脱げることはありません。
私はほとんど調整していませんが、それでも大丈夫です。
防寒性能 履いたときから暖かい
サーモライト(R)中わたという軽くて保温性の高い素材が仕込まれています。
このブーツを履いてすぐ感じたことは、
「あれ、履いたときから温かいな」
ということ。
私はヌプシ以外にもアサヒトップドライやKEENのアンカレッジブーツを履きましたが、これらのブーツは履いた瞬間に暖かさを感じるというより、防水と保温性という熱を逃さないことで、履いているうちに足の熱が靴の中にこもってきて暖かさを感じるというブーツでした。
その点、このヌプシはやはり中綿が入っていることが大きな要因ですが、履いたときにすぐに暖かさを感じることができます。
履く足用ダウンジャケット、みたいなイメージですかね。
暖かさでいえば、今のところダントツで暖かいです。
靴の中はすべすべとした素材になっており、分厚い靴下を履いても引っかかりがなく、脱ぎ履きがしやすいと感じました。
防水性能
テックプルーフ(TM)という防水仕様になっており、雪の日や雨の日でも遠慮なく履いていけます。
冬場に雨水や雪が靴に侵入すると、足が凍ってしまうくらいの冷たさを感じますよね。
それでいて、靴下が濡れると乾くまでに時間がかかるor乾かないので、冬場に足をひやしてしまうとどうにもならない苦痛があります。
冬場こそ防水仕様にこだわったブーツをおすすめします。
底面 滑りにくい、歩きやすい
ソールにはビブラム(R)アイスとレックというノースフェイス独自のソールを使用しています。
底面はクッション性もあり軽やかに歩き出す事ができます。
ゴムのグリップ感があり、滑りにくいとも感じました。
コーデ
こちらのブーツはブーツインのスタイルなので、スーツには似合いません。
カジュアル、ストリート系、アウトドアのファッション用です。
ロールアップもズボンを外に出すのも非現実的かつかっこよくありませんので、ブーツイン専用といっても大丈夫です。
私はほぼ私服通勤なので、スーツを着なくてOKな会社や自営業、フリーランスの方で服装が自由な方には真冬の通勤ブーツとして役立ちます。
デメリット
基本的には大満足なのですが、デメリットを上げるとすればブーツ自体が少し大きくみえるということで、あまりほっそりとした洋服のコーディネイト、スーツには合わせづらいかと思います。
真冬を前提として、秋から春先にも活用できるアイテムではありますが、ダウンジャケットやパーカーなど上着は少し大きめのアウターのほうが似合うかと思います。
まとめ
良かった点
- ウールの質感、高級感がいい
- 暖かい
- 脱ぎ履きしやすい
イマイチな点
- ブーツ自体が少し大きめ
- スーツには似合わない
こんな人におすすめ
- 脱ぎ履きしやすい防寒、防水ブーツを探している人
- 私服通勤できる方
- 雪が多い地域、釣りやアウトドアなど寒い場所によくいく方
無難だけどデザイン性があって、ブーツとしての本来の機能=暖かさを感じられるブーツだと思いました。
スーツや細身スタイルには合いませんが、がっつり着込む冬場ならそこまで洋服のバランスを意識することはないかもしれません。
お値段はけっこう高いのですが、各店舗でセールをやっていることも多いので気になる方は要チェックです。
それでは、よき防寒ブーツライフを。