

こんにちは。
私は普段の仕事で、手書きのノートを使っていました。
サッとメモしたりできるのはもちろん、サイトのバナーをデザイン案を考えたりするときに使うのと、私は物事を理解するときに絵を書くクセがあるので、パソコンのメモ書きだけでは不十分なのです。
ここ最近iPadを導入してからは、iPadとアップルペンシルを使って、手書きノートをデジタル化しました。
率直に、ノートをデジタル化してよかったと思っていますのでその経緯とメリットをお伝えします。
タップできる【目次】
きっかけ。書類整理の無駄を感じてペーパーレスを目指す。

デスクワークの集中力をつける1つの方法として、机周り環境をキレイにしておくことが挙げられており、その一環として「よし、机をきれいにしよう!」と思いたち、整理整頓に取り掛かります。
やってみて分かったことは、デスク周りが散らかる大半の要因は「紙である」事に気づきました。
商品のパッケージ、ノート、A4書類、封筒、本、付箋、郵送物など散らかる主な用意として紙の存在は大きいです。
捨てられるものは捨て、残すものは残した結果、ノートとA4書類は整理に時間がかかることに気づきました。

何が書いてあるかをチェックして、いるものいらないものに分け、見返して懐かしんでしまったり、、気づけば30分以上の時間が経っていました。
そのときに感じたのは、「書類整理って何の生産性もないな、無駄だな」と思ったのです。
手書きのノートが数冊、A4書類は使い切れていない余白がもったいなくて捨てられなかったものも溜まっていきます。
年末になると書類整理しなきゃと謎のやる気が出てきてしまうのですが、それもまた無駄です。
そうした無駄な時間を過ごしたこと、これからもこんな無駄なことをするのかと落ち込んだ結果、本格的にペーパーレスにチャレンジしようと思ったのです。
実践してみて感じたノートをデジタル化するメリット
紙、ゴミ、紙くずが出ない
デジタル化することで、物理的に紙が増えません。当たり前ですね、デジタルだから紙が生まれてくるわけありません。
「ノートを整理する時間を減らしたい」という一番の目的を達成することができています。
そして今では、そもそも「ノートを整理するというタスク」や「ノートを整理するという考え自体」が減っています。
その場ですぐ捨てられる。当然ゴミは出ない。
これだけでもすごい進化なのですが、さらに「捨てる」という作業が簡単になります。
私はGoodnoteというアプリを使っていますが、捨てるときはボタン1つ、「ごみ箱」というボタンを押すだけです。
紙のノートや書類は捨てるのにも時間の神経も使います。ノートは紐で縛り、A4書類はシュレッダーにかける。。
それに比べればペーパーレスはラクです。
複数のノートを忘れず持ち運べる。切り替えもラク

複数のカテゴリのノートをとっても、保管されている場所は1つ、「iPadのGoodnotesアプリの中」だけなので、あのノートどこだっけ?という迷いがありません。
そして、なにより必要なノートを忘れることがありません。
気をつけなくてもすでに持ち歩いているのです。
私みたいな忘れんぼうさんはデジタルな方が向いているんじゃないでしょうか。
また、ノートごとにカテゴライズされてすでに整理されている状態なので、整理整頓する手間はありません。
探すときもラクですが、使っているときも複数のノートを出しておくことができ、それらはタブ可されるので切り替えもラクになります。
はじめはデジタルノートとしてのみ使っていましたが、使い勝手が良いのでスケジュール帳をつくり、A4書類をPDF化した書き込みできる仕事の書類もメモ書きもやることリストも併用できます。
検索できる

さらに、手書きで書いたノートを検索できるのです。
これはコンピューター・テクノロジーの恩恵ですよね。
こんなこと一昔前ならありえないぐらいの便利さ。。
「あれー、あの情報どこだっけ??」と思ったときに、カテゴライズされたノートを探すことすら面倒な場合に超スピードで目的の情報にたどりつけます。
検索できるということは、さらに整理不要になります。
検索すればいいんですから。
気軽に消せる
気軽に消せるのでスペースが復活する
デジタルノートの場合、ホワイトボードのように書いたものをすぐ消せるので一枚の板を繰り返し使えます。
これがぺーパレスに役立つのです。
社内のミーティングや、急にデスクの横にスタッフが来てちょっとしたメモをする場合があります。
そんなときにノートにメモをとると1枚がもったいないのと、情報が統一されなくなります。
ボールペンで書いたら消せないし、消せるボールペンも跡が付いて汚いし、鉛筆で書いたら消しゴムで消すのは面倒です。
付箋もまた腕に絡まってどこか飛んでいったるすることがあるので、整理整頓の観点から言うと紙はやっぱりないほうがいいと思います。そもそも付箋を用意しないといけませんしね。
デジタルノートの場合は、気軽に消せることで一枚のノートをまっさらな綺麗な状態に保つことができます。
これにより、付箋もちょっとしたメモ帳も不要になるのでペーパーレスを加速させてくれます。
気軽に消せるので、アップデートに対応できる
仕事用、勉強用のノートは常にアップデートを求められます。
私の場合は、WEB広告を運用したりするのですが、広告枠も時代と共によって規定や法律が変わったり、マーケティングの新しい情報などを追記するときに以前の古い情報を消して底に書き足すことで新しい一枚に生まれ変わります。
これが紙だったら新しいページに記載し、古いノートは保管しておく、といったことになります。
紙のノートが「別名で保存する」ことであれば、デジタルノートは「上書き保存する」ことになりますので、情報がギュッと圧縮されます。
筆記用具がいらない

Apple pencilが優秀過ぎます。
- ペン
- 色ペン
- 定規
- 消しゴム
- 筆箱
上記の5つはアップルペンシルで代用できます。
Goodnotesだけではなく、純正のメモアプリもこれらのツールが使えます。
これにより筆記用具を持ち運ぶ必要はほぼなくなりました。
緊急用のボールペン1本ぐらいです。
一度比較のためにルーズリーフと筆箱というアナログ環境を試してみて感じたこと

とはいえ、「いやいやわざわざデジタル化せんでもいいんじゃない」というアナログの良さを知っているもう一人の自分が呟きます。
コクヨの薄いルーズリーフとマルマンの無地の紙を試したのですが、これは書きやすいんです。書き心地もいいし、「書くという体験だけなら」紙の方が好きですね。
ただ、実際にはノートには「書く以外」のことがあります。
すぐ取り出せるように整理し、必要になったら探せるように持ち運ぶ必要があります。
この整理する、探す、持ち運ぶという3つの動作において紙のノートはここが面倒だったなぁと思い出しました。
持ち運びに関してはiPadの方が有利です。
B5より一回り小さいのと、スタイラスペンを側面にくっつけ充電することでiPad1つ持ち運べば大丈夫という安心感があります。
一度デジタルノートの良さを知ってしまうと、なかなか紙のノートには戻れないかもしれません。
こんな人におすすめ
- 手書きでよくノートをとる人
- 整理整頓が苦手、ストレスと感じる人
- 時間を生産することに使いたい人
私はWEBデザインのバナーを考えたりする時にも重宝しますが、商品の勉強会に参加する時にノートを取ったり、新しい業界情報をまとめたりするのにも使うので何もWEB系じゃない職種でもノートのデジタル化はあるといいのではないかと思います。
私は特に整理整頓は好きじゃないことです。苦手なことを減らせるのって爽快です。
そしてその浮いた時間でより生産する活動を行なっていきたい、そう思える方にとってはぜひノートをデジタル化してみましょう。
今すぐおすすめできない、要検討の人
- 営業やレポートなど誰かに紙で書類を提出する場合
- 学生さん
- デジタルノートのみの目的でiPadを検討している人
誰かに書類を見てもらう前提であればデジタルより、パソコンのエクセルやワードを使ってプリントアウトする方が早いのではと思います。
電子ノートのメリットが活かされるのは「自分用」の用途の方かもしれません。
学生さんに関して効率的には推奨したいところですが、健康面や規則面で私の口から断言できないですね。
ブルーライトや、集中力の問題、校則の問題がありますからそのああたりは慎重に検討する必要があります。
デジタルノートのみの目的でiPadを検討している人は費用が高いと感じるかもしれません。もともとiPadをつかっていたり、ノート以外にiPadを使っている方ならノートのデジタル化の心理的ハードルは低いはずです。
私は電子雑誌や写真アルバムとして使っていて元々iPadを持っていたので、アップルペンシルlの購入とノートアプリをダウンロードするだけですんなり移行ができました。
新規でiPadを購入する余裕のある方なら、もちろんおすすめしたいです。
まとめ
ノートをデジタル化するとペーパーレスが一気に加速して現実的になります。
iPadの場合は通信機能があるので、A4書類もデジタル化が進みます。
メールやビジネスチャットから資料をダウンロードしてノートアプリに保存すれば書き込みもできますし、整理も簡単です。
整理する時間もストレスも減り、時間が生まれたら自分にとってより大切なもの(やるべきこと)がクッキリと見えてくると思います。
それでよきデジタルノートライフを。