

売上データを見ながらエクセル入力したり、参考バナーを見ながら画像編集をするときマルチディスプレイは便利です。
店舗別に画面を分けたかったのでマルチディスプレイ環境にしています。
今回ははじめてマルチディスプレイを導入しようとしている方に、
選び方を紹介します。
こんなことを思っていませんか?
この記事を読めばマルチディスプレイ選びの方向性が掴めます。
わたしの例をもとに、ノートパソコン( macbook pro )に2台接続するケースでお伝えします。
タップできる【目次】
必要なものと選び方
- モニター
- モニターアーム
- 接続コード
この3つを選びます。
モニター選び
一番悩むのがモニター選びです。
以下のポイントを考えていき、自分の環境に合わせて1つ1つ絞り込んでいきましょう。
- モニターサイズ
- 高さ調節の有無
- ピボット機能の有無
- 光沢or非光沢パネル
- 音声出力
- スリムベゼル(オススメ)
- 同じディスプレイを選ぶ(オススメ)
- ケーブル通しがあるか
モニターサイズの選び方
一番考えるべきは、サイズです。
サイズ選びを間違えると快適性を失います。
机のサイズを知ることが適切なディスプレイを選ぶ上で最重要項目となります。
- 奥行、正確には椅子からの距離
- 机の横幅
以上の2つの視点で分けていきましょう。

マルチディスプレイの検討準備:机のサイズを測る。奥行、正確には椅子からの距離
以前使っていた、パソコンデスクの奥行きは45cmでした。
ここで注意すべき点は、椅子からの距離を把握することです。
私のパソコン専用デスクの場合、キーボードスライダーがついており、椅子からディスプレイの距離が少し拡張され、実質70cmの奥行きになります。
次に机の横幅サイズを測りましょう。
パソコンデスクの横幅100cmでした。
自分の机のサイズ、横幅100cm✕奥行70cmとなり、これで自分の机のサイズが分かりました。これが第一段階です。
第2段階としてモニターを2枚並べたときの横幅サイズをシミュレーションします。
といっても調べるのはめんどくさいと思いますので、代表的なモニターの表を作りました。
●モニター2枚並べたときの横幅(目安)
サイズ | 1画面の横幅 | 2画面の横幅 |
21.5インチ | 49cm | 98cm |
---|---|---|
24インチ | 54cm | 108cm |
27インチ | 61cm | 122cm |
こちらは3つのサイズがありAmzonでレビューの多いDellのモニターの情報を整理しました。
この横2枚のモニターの幅は平行に並べたときのサイズです。
片方のディスプレイは自分の目線側に斜めに設置するので、この横幅は短くなりますが、私の場合は、机の幅が100cmでしたので、27インチだと流石に大きすぎると思い、24インチと21.5インチのデュアルディスプレイで検討しました。
2つディスプレイを並べたときの横幅が広すぎると、首を振る角度も増えるので疲れに影響しますし、画面分割が前提なので1つの画面はそこまでおおきくなくてもいいと思ったのも27インチを選ばなかった理由です。
すこしでも首を降る距離を抑えたい、また用途から考えて、21.5サイズにしました。
23インチか24インチでも良かったかもと考えますが、その分値段が安くコンパクトですから自分にとっては21.5×2の判断で良かったです。
実質42インチですからね。だいぶ余裕ありますよ。
とはいえ、21.5インチに比べて24インチは縦幅に余裕があるので、商品ページが縦に長いWEBサイトの制作には24インチのほうが良かったかなと思います。
高さ調節の有無
私はモニターアムを使うと決めましたので、高さ調整機能なしのものを選びました。そのぶん少し安くなります。
ピボット(縦回転)有無
縦型で使うウェブショップで商品ページを見るときにはおすすめですが、実際回転させたりするのは面倒であまりつかわない、そして私は目線を上下すると疲れるので、なしにしました。
音声出力
スピーカー搭載のものがあります。
Zoomなどのオンライン会議用にスピーカーをわざわざ買いたくないという方にはスピーカー付きのほうがコスパは良くなりますが、
モニター付属のスピーカーは音質がスカスカしていて音楽を楽しんだりすることには向いていません。
別途PCスピーカーを購入したほうが購入体験としてはいいかと思います。
光沢or非光沢パネル
長時間作業する方は、目に優しい非光沢(グレア)タイプがおすすめです。
スリムベゼル
継ぎ目がないもののほうが見やすいです。
シームレスデザインは最近のトレンドでもあります。
同じディスプレイを選ぶ
2つ同じデザインで統一感があり、スタイリッシュです。
ケーブル通しつき

見た目をスッキリさせたい場合は、ケーブル通しが付いているものをおすすめします。
モニターアーム
モニターアームが必要かどうかを考えましょう。
机の環境を確認しましょう。
- 机がまた平らではない
- 机の奥行きがなく、机上のスペースが狭い
これに当てはまる方は、モニターアームが必要かと思います。
わたしのパソコンデスクは、2つ既製品をくっつけているのですが、
微妙な段差があります!

これだと、画面の高さがずれて使いづらくなります。
さらに机の奥行きも45cmと狭いので、モニターアームを導入してディスプレイの高さと角度を微調整できるようにしました。

最大10kgのモニターまで持ち上げられますので、34インチのウルトラワイドモニターやiMacのVESAモデルにも対応しています。
わざわざ1万円を超えるエルゴトロンのモニターアームを購入する必要はない、と個人的には思います。
価格変動がある商品です。
2018年12月→2,680円(売出し中)
2020年3月→4,380円(値上げ)
2020年12月→3,380円
となっています。
Amazonはよく売れる商品は値上げが行われますので、必要と思ったタイミングで購入するのが吉です。
接続コード
今お持ちのパソコンのポートを確認してください。
ディスプレイに接続できるポートは以下があります。
- HDMI
- VGA
- DVI
- USB-C
- USB3.1
- 6.Thuderbolt
変換プラグ・変換ケーブルを用意しましょう。
以前は、Macbook pro late 2013 というUCB-Cで接続できないタイプのパソコンを使っていました。
このパソコンはmini displayport とHDMIケーブルで接続するタイプになります。
HDMIは配線1つで接続できます。HDMIケーブルはディスプレイに付属している場合が多いので、
ディスプレイの購入時に確認して無駄な買い物をさけましょう。
miniディスプレイポートからVGAやDVIに接続できるものはディスプレイに付属していませんので、
別途購入する必要があります。
わたしは買ったものはこれです。

BenQ2283用にVGAケーブルの変換プラグです。
ほか、お持ちのパソコンとディスプレイの接続端子を照らし合わせて、対応するものを検討しましょう。
詳しくは、接続方法で解説します。
買ったものまとめ
- ディスプレイ2つ
- モニターアーム BESTEK
- 接続コード:MacLab. Thunderbolt ( Mini Displayport ) → VGA 変換ケーブル
まとめ
マルチディスプレイの選ぶうえで大切なことは、
- 自分の机の奥行き、かたち
- 自分のパソコンのポート
を最優先で把握することです。
そもそも置けない、そもそも接続できない
では意味がないですからね。
そのあとにモニターのデザインや周辺機器で必要なもの(モニターアームや接続コード)を選んでいきましょう。
継ぎ目が気になる方は、ウルトラワイドモニターもいいですよ!
2019年の12月に34インチのウルトラワイドモニターを購入しました。
価格は上がりますが、2画面表示できるのに、配線は1つでスッキリ!大画面表示も気持ちいい!
横幅も実はそんなに大きすぎない81cmなので設置もラク!
という使い勝手が良くマルチディスプレイの代わりになるモニターです。
なんだかマルチディスプレイが面倒くさい、面倒くさそうというかたにはこのウルトラワイドディスプレイがオススメです。
-
-
【解像度が重要】34インチ曲面ウルトラワイドモニターLG34WL75C-Bレビュー、購入理由
続きを見る