ほんとにダメだな俺は。


自分も色々悩んだんだけど、それは考え方から整理する必要があるよ。
こんにちは。現役ネットショップ店長のミカヨーです。
集中力がなかなか続かないで悩んでいました。
集中力に関するノウハウや環境を整えてきましたが
それでもネットサーフィン、SNSをやりすぎてしまいます。
なんとかしたいと思い、
ググりまくったり本を沢山読んで分かったことを共有します。
もっと仕事を頑張りたい、という方に書いています。
結論、考え方を整理し、気持ちを強く持つ、という精神論になります。
知識を得て、環境づくりという物理的な対策をしたなら、あとは考え方というか気合い的なことになります。
考え方を変えることで自分の欲望のままに行動することを、言葉が防いでくれます。
ついついYoutubeを開いてしまっても、この考え方の言葉が脳に入ってきて、
あ、やばいやばい閉じよう。やることやってからにしよう、という思考で悪習を制止するのです。
これまで具体的な行動が大事だと思いまとめてきましたが、
今回は考え方にフォーカスしてお伝えします。
タップできる【目次】
大事な考え方リスト
なにかに取り組むときの邪念は、
- やる前
- やっている途中
- 他のことをしようとしたとき
- 終わった後
など段階ごとで感じることが変わるので、
そのときどきに自分に投げかける言葉と考え方をリストアップしました。
以下、【集中力を身に付けるための大切な考え方とその言葉15選。】です。
取り掛かるまでにめんどくさいなと感じたときの4選
- 『5秒だけ手を付ける』
- 『大事なことはたいていめんどくさい。めんどくさかったらやめれば?うるせえな。』
- 『一旦全部閉じろ』
- 『考えたら負け』
やりはじめたけど途中でやる気がなくなってきたときの5選
- 『タイマーを見て。もう結構頑張ってるからあとちょっとだけ。』
- 『明日じゃない。この30分だけ。この30分を頑張ったものにだけ明日は来るんだ。』
- 『やる気とかどうでもいい。やる気は存在しない』
- 『だからおまえはおちるんだ、やれ!』
- 『作業自体に楽しみを求めない。達成することが楽しい。』
データを眺めようとしたとき2選
- 『すぐに結果を求めない。すぐに結果を求めているこの時点で失敗している。』
- 『統計よりも今日どれだけやれたのかだけ考える』
必要以上にノウハウコレクトしようとしたときの2選
- 『ノウハウに逃げるな。ノウハウ集め、ノウハウまとめは娯楽だから後回し。』
- 『スマートじゃないくせにスマートプレイするな。』
ネットサーフィン、SNS(Twitter、Youtube)を見そうになった時の1選
- 『ムチと飴(やることやってから遊べ)』
やりきったあとの1選
- 『1時間、ほんとうに集中したら結構進むんだな』
それでは1つずつ見ていきます。
取り掛かるまでにめんどくさいなと感じたとき
- 5秒だけ手を付ける
- 大事なことはたいていめんどくさい
- 一旦全部閉じろ
- 考えたら負け
『5秒だけ手を付ける』
まず取り掛かるためのハードルを超低くします。
やる気が出てから行動する、のではなく
とにかく手を付けてしまえば勝ちです。
ちょっと勉強し始めたらいつの間にか10分、20分経っているものです。
5秒Youtubeを見始めたら10分、20分経っていませんか?
それと逆のことをしましょう。本当にやるべきことに先に5秒だけやりましょう。
『大事なことはたいていめんどくさい。めんどくさかったらやめれば?うるせえな。』
この言葉は僕に勇気を与えてくれました。
あのスタジオジブリの宮崎駿監督の言葉です。

そうなんですよね。
たぶん自分の中に潜在的にラクしたい、楽しく仕事したいという気持ちが強かったんだなと思います。
『大事なことはめんどくさいもの』と割り切ることで、
「あぁーめんどくさいなぁ」と感じたら「そんなもんだろ。とりあえず時間までやろう」と自分の感情に冷静に返すことができます。
なんか凄そうな監督でもまぁ同じ人間なんだなと感じられることで幻想からの脱却ができます。
『一旦全部閉じろ』
これは私なりの言葉です。
やらなければいけない仕事が目の前にあるとき、億劫になることがあります。
そんな時は目の前のものを片付けましょう。
デスク回りを整えることはもちろんですが、それ以上にPCのなかを片付けること。
前回の仕事のために開いていたアプリ、無数に開いてしまったクローム、サファリなどのブラウザのタブ
、一旦全部閉じましょう。
開きっぱなしでもできる人はいるけど僕は集中力がないと自覚しているのでチラチラします。
一旦全部クリアにしてから、これからやるアプリや情報をとりだそう。
大丈夫。あとで使うかもと思って開きっぱなしにしているアプリを閉じて使いたくなっても5秒で開けるから。
目の前がすっからかんになったら、ソワソワしていま、これからやるべきことに集中せざるをえないから。
いったん無になるのです。
『考えたら負け』
これは堀江貴文氏の本のタイトルそのままです。
あぁーめんどくさいなぁとか、あれやろうかなでもなぁーなど考えている間に、
時間がどんどんなくなっていきます。
そんな時はこの言葉を自分に投げかけます。
ごちゃごちゃぐちぐち考え始めたら「考えたら負け」と唱えて手を5秒だけ動かすことにします。
この本はとにかく行動を後押しする言葉が並んでいてパラパラと見るだけで「やらなきゃ」と思わせてくれます。
やりはじめたけど途中でやる気がなくなってきたときの2選
- タイマーを見てみろ。もう結構頑張ってるからあとちょっとだけ。
- やる気とかどうでもいい。やる気は存在しない
- だからおまえはおちるんだ、やれ!
- 考えたら負け
- 作業自体に楽しみを求めない。達成することが楽しい。
やっとの思いで仕事にとりかかることができました。
しかし、しばらくしてまたソワソワしだします。
そんなときはこの言葉を思い出します。
『タイマーを見てみろ。もう結構頑張ってるからあとちょっとだけ。』
集中力が続かないときの具体的対策としてタイマーを使うことをおすすめしました。
これは決めた時間にも関わらず疲れてきたりしたときふと見ることで気持ちが復活します。
1時間と制限時間を決めていた場合、ふと疲れてタイマーを見てみると20分とか経っています。
「あれ、20分も経っていたのか。意外と頑張ってたんだな自分」と自分を褒めることでまた前に進みます。
その途中、また集中力がキレそうになったときにまたタイマーを見ます。
そうするとあと15分、とかになってたりします。「おぉ、あと15分なら頑張れるぞ」というケースが多かったです。
なので、ちょっと疲れてきたら「タイマーを見てみて。意外と頑張ってるよ。あとちょっと」と自分を励ましてあげましょう。
『明日じゃない。この30分だけ。この30分を頑張ったものにだけ明日は来るんだ。』

これは福本伸行氏の人気漫画、回動黙示録カイジの1シーンから改良しました。
強制労働から逃げ出すためにペリカという通貨を貯めなければいけないのに、目の前の快楽に溺れて明日を見失ってしまうワンシーンがあります。
そんなとき強制労働を監督してる班長が主人公を皮肉った人生感を表している言葉です。
目の前のことを頑張らず「ちょっとyoutube見てから」と先延ばしにしそうになったとき、あと30分だけ頑張ろうという気になります。
『やる気とかどうでもいい。やる気は存在しない』
これは脳科学者の茂木健一郎さんも、東京大学薬学部の池谷裕二教授も説いていることですが、
そもそもやる気ってのは存在しないらしいです。
これには目からウロコでした。
行動すれば慣性の法則的にそれを淡々とうやるようになるだけ、のことなのです。
だから「あー、なんかやる気でないな〜」とか思ったときには「やる気とかどうでもいい」と唱えるのです。
何を隠そう、私が提唱しているのは、「やる気不要論」です。なぜなら、「やる気がなければ、自分を変えることができない」「何も始められない」と思っている人はほぼ例外なく、やる気がないということを、何かを始められない言い訳にしている場合が多いからです。(茂木健一郎氏)
書籍:『脳リミットのはずし方』より
『だからおまえは落ちるんだ、やれ!』
元暴走族教師、吉野敬介氏の言葉です。
私は予備校時代はこの方の授業は受けていないのですが、「だからおまえはおちるんだ、やれ!」という衝撃的なタイトルだけは知っていました。
仕事で大事なことってめんどくさいことや単純作業に行き着くことが多いですが、結局やるしかないんですよね。
受験テクニックとか、気分転換法とか、ヤル気の出し方とか、そんなことは、ごくごく小さいことでしかない。
それよりも、自分を動かしているパワーは何なのか、自分は何が欲しいのか、それを自分で確認することのほうが、はるかに大事だ。(吉野敬介氏)
だからおまえは落ちるんだ、やれ!
今はなんだか受験生だった頃に似ています。
あのときはがむしゃらにやるだけでしたから、社会に出て効率だとかコスパとか考えてましたけど、もっとシンプルに考えたらいいのかなと最近思います。
なのでちょっと脱線しようとしたときはこのタイトルを思い出します。
『作業自体に楽しみを求めない。達成することが楽しい。』
やることを決めて、制限時間決めて、タイマーセットしたのにもかかわらず、
どこか「なんか楽しくない」「ちょっと楽しいことしてから」と考え始めます。
その対策は、『作業なんて楽しくないもの。終わった後の達成感を味わうことが楽しいのだ。』と思うこと。
作業自体に楽しみを求めると実際は楽しくないのでストレスになり、楽しさを求めてネットサーフィン、Youtube、ノウハウ集めに逃げるのです。
それで大切な作業時間を失ってしまうぐらいなら、割り切って終わりを目指して淡々とこなすのがいいんじゃないかな。
データを眺めようとしたとき
- 『すぐに結果を求めない』
- 『統計を見るよりも今日決めたことをどれだけやれたのかを考えよ』
受験勉強だったら模試の結果が気になり、ブログだったらアクセス数が気になり、ツイッターだったらフォロワー数が気になり、ネットショップなら売上が気になる。
数値的な振り返りは大事なんだけど、1日単位で一喜一憂するのは時間の無駄です。
『すぐに結果を求めない』
とりあえず沢山行動してみたあとの結果を振り返るならいいんだけど、
あまり行動していない状態から統計を見ても時間の無駄です。
まずはやってから。そしてちょっとやったぐらいで成果は出ないから、すぐに結果を求めない。
ネットビジネスはは統計的なものを簡単に見れますが、それがゆえに1日単位の結果を気にしがちです。
目標はもっと先にあるはずです。
『統計を見るよりも今日決めたことをどれだけやれたのかを考えよ』
思考のミニマリストになって、『今日決めたことを、どれだけやれたのか』を考える。
1日あたりのデータ(結果)を気にするよりも、「いま自分がどんな行動を取ろうとしているのか。それは今日決めたことを成し遂げることにつながるのか」と考えるクセをつけていきます。
必要以上にノウハウコレクトしようとしたときの2選
私はノウハウコレクターの部類でした。
それをやめるために2つの言葉をつくりました。
『ノウハウに逃げるな。ノウハウ集め、ノウハウまとめは娯楽なので後回し。』
勉強すること、ノウハウを集めるのってとてもラクなんです。時間使わないけど、パワー使わないし、新しい知識得るのって楽しいから。
でも大事なことは地味な作業の連続だったりします。だから結局つまらないけど大事なことから快楽の方向に走っているだけだと最近気づきました。
「ノウハウを集め」だけならまだしも、わたしはノートにまとめたりするのが好きだったので「ノウハウまとめ」にも膨大な時間を使ってしまいます。
楽しいけど優先度は低いです。大事なのはアウトプット作業。脳みそをフル回転させるものから地味な作業までとにかく手を動かくすことが大事。
ノウハウやインプットも大事だけどそれはアウトプットが終わってからの時間でやるようにしよう。
『スマートじゃないくせにスマートプレイするな。』
ノウハウ集めで「正解」を求めて「効率よく」、スマートにやろうとするけど、結局その情報集めに時間を取られて大切なアウトプットの時間がなくなっていきます。
ウェブの世界なら大事なデータは行動してみて自分だけのお宝キーワードを発見することができたりします。
だからまずはがむしゃらでもいいからアウトプットしてみること。
って自分はそもそもスマートじゃないしね。
社会に出て本を読んだり、社会に揉まれると自分がどんどん利口で賢くなっているように錯覚するけど、自分はそんなに利口ではないこともしっているはずです。
もうスマートぶらなくたっていいから、バカみたいにやってみよう。
ネットサーフィン、SNS(Twitter、Youtube)を見そうになった時
『ムチと飴(やることやってから遊べ)』
ネットで情報を得るって普通に楽しいですよね。
だから完全にやめてしまうとストレスになるので、「今日決めたことをやったら、やっていい」と自分に言い聞かせています。
飴とムチって言葉がありますが、逆にしましょう。作業したら(ムチ)、遊んでいい(飴)のです。
これから子供にも「宿題やったら遊んでいいよ」と言えるようになりたいですね。
やりきったあと
『1時間、ほんとうに集中したら結構進む』
よそ見もせず、Youtub も見ずに1時間だけ本当に集中してみてください。
ほんとうに集中していたら、作業がかなり進んでいることに気づきます。
なので、『1時間ぐらい本当に集中したらけっこう進む』とむしろ希望を描くことが集中力維持のコツです。
まとめ
集中力を支える言葉を多くの本から学びました。
基本的な対策は他の記事でもご紹介していますが、
気持ちの部分で自分を支えることって意外と重要な気がします。
でもこの気持って忘れがちですよね。私は忘れないように本を置いていたりします。
タイトルだけでも目に入るとちょっと気持ちを取り戻してくれます。
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『集中力が続かない』に対する具体的な対策。インフルエンサーから学ぶ。
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自宅で集中できない。その対策は環境づくりにあり。
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