こんにちは。
先日、フード付きの電熱ベストを購入しました。
電熱ベスト自体がはじめてだったので、どんなモバイルバッテリーを選べばいいか迷ってしまいました。
そこで、今回は私が購入したAnker powe core Essential 20000 を選んだ経緯と電熱ベスト用のモバイルバッテリーはどんなものが最適なのか、実際に使ってみた立場から考察していきたいと思います。
結論:電熱ベスト用のモバイルバッテリー選びで重視すること
- (持ち運べる限りの)できるだけ大容量(15000mA~30000mA以上)
- できるだけ軽くて、コンパクト(ベストに収納できるかどうか?)
- できるだけ信頼のある会社
先に結論から申しますと、以上の3点が電熱ベストのモバイルバッテリー選びで重要なことだと思いました。
詳しくは後述しますが、1日の外出時間ぐらい(8時間~10時間)持つ容量で、なおかつ持ち運んでいても苦ではない重さとのバランス感のあるものがベストです。大容量すぎても重ければ使いにくいし、軽くても容量が少なく1日持たいないものは使いにくいです。
そして、最後はなるべく実績のある会社にしておくのが無難です。
というのも、モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使っていてきちんと検査をしていないものは爆発したりすることがあるので、馴染みはあるけれど意外と恐ろしい商品だからです。
重視しなくていいこと
- USB-C給電(出力)
- ポート搭載数
パソコンやスマホ用のモバイルバッテリー選びなら重視するUSB-C給電や、ポート搭載数などの『多機能感』ですが、これらは電熱ベストのモバイルバッテリー選び位は不要です。
使ってみてわかったのは、電熱ベストにモバイルバッテリーを入れておくと、取り出しなどは意外と面倒なので、充電が切れるまで入れっぱなしにしておくことのほうが多いです。
はじめは、ついでにパソコンも充電できるUSB-C給電があったほうがいいかな、搭載ポートが多ければスマホやタブレット、スマートウォッチなどをたくさん充電できるんじゃないか、と思っていたのですが、電熱ベストは電熱ベスト専用にモバイルバッテリーを1つ用意したほうが取り出しの手間がなくてラクです。
もちろん、そうはいってもUSB-C給電したいという想いはありますが、そうなると価格は高騰するので実用的なコスパを考えておいたほうがいいと思います。
これらを検討した結果、私はAnker power core Essential 20000を選びました。
上記に挙げたポイントを1つずつレビューしながら見ていきます。
電熱ベストのモバイルバッテリー選びの目安。→容量
電熱ベスト私の持っている電熱ベストはモードが3つあり、購入した商品ページのなかで、
16000mAのモバイルバッテリー使用で、
- 高温モード 6時間~8時間
- 中温モード 8時間~10時間
- 低温モード 10時間~12時間
ぐらい使えると書いていました。
電熱ベストを使うとわかるのですが、低温~中温モードで落ち着くことが多いので、日中に8時間~12時間ぐらい使えるものがいいなぁと思いました。
そうすると、15000mA~20000mAの容量がちょうど良さそうな気がしてきました。
電熱ベストメーカーからおすすめの関連商品のモバイルバッテリーも販売しており、それは16,000mAの容量が多かったので、目安としては間違っていないと思います。
逆にこれより少ない容量、例えば10,000mAでは少しこころもとない気がします。
apple watch用のモバイルバッテリーも使っていてそれが9,000mAなんですが、意外とすぐにモバイルバッテリーの充電が切れてしまうので、スマホやスマートウォッチの充電と違って電源を長時間供給し続けるならやはり容量が多いほうがいいと思いました。
【使用レビュー】『iWalk Link Me Watch』アップルウォッチ用モバイルバッテリー
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途中で充電が切れてしまうと電熱ベストを購入した意味がなくなりますし、充電の回数も増えることになります。
では、30000mAや40000mA以上という選択肢はどうでしょうか。今度は重量が重くなってしまうというデメリットが生まれます。
というわけで、
1日外出しても困らない容量は、15000mA~20000mAあると安心。(10000mAでは心もとない。大容量すぎても持ち運びに苦労する)
という結論に落ち着いたので、どの容量を選んでいいかわからない方は15000mAから20,000mAのあいだの容量で選んでみましょう。
重量
電熱ベストのモバイルバッテリーゆえに、服に身につける前提で考えると、
重量とそもそもそのモバイルバッテリー部に収納できるかどうかはとても重視するポイントです。
こちらのモバイルバッテリーの重量は343gです。
使ってみてわかったのですが、340g付近でも結構ずっしり重量を感じます。
もし、これ以上重たいものを選んでいたら嫌になっていたかもしれません。
コンパクトさ
電熱ベスト用のモバイルバッテリーのサイズは横幅に注意しましょう。
私が使っている電熱ベストは、横幅16cmまで収納できます。
電熱ベストを選ぶときに、収納場所の横幅をチェックしておきます。
候補を比較
ここで、主要なモバイルバッテリーの重量とサイズを見てみます。
(アマゾンで、15000~20000ma モバイルバッテリーと検索して出てきたものからピックアップしています。)
PD(Power deliveryの略でUSB-Cから給電すること)はないものを選んでいます。
PDがあるとその仕様のせいか重量は400gを超えてきます。電熱ベストはモバイルバッテリーを洋服に身に着けていくので、軽量さと仕様目的から考えて今回はPDを除外しています。
価格 | 容量 | 重量 | 横幅(cm) | 縦(cm) | 厚み(cm) | USB-C充電 | |
Anker PowerCore Essential 20000 | 4,290円 | 20,000mA | 343g | 15.8 | 7.4 | 1.9 | ○ |
Anker PowerCore 20100 | 4,290円 | 20,100mA | 356g | 16.8 | 5.8 | 2.2 | × microUSB |
【穴場?New】シリコンパワー | 2,999円 | 20,000mA | 325g | 13.5 | 6.3 | 2.3 | ○ |
【レビュー悪い】CANJIANLI | 2,299円 | 20,000mA | 176g | 8 | 8 | 2.3 | × microUSB |
Anker PowerCore 15000 Redux | 4,298円 | 15,000mA | 269g | 10.4 | 7.4 | 2.5 | × microUSB |
【完売】kairafu / mirikoo | 3,980円 | 16,000mA | 320g | 11.4 | 6.8 | 2.8 | ○ |
こちらになります。
こう見てみると、Anker power core essential 20000は価格、容量、使い勝手(充電とサイズ感)、評判のバランスが取れていると感じました。
この機種より安いものもあるのですが、レビューが悪かったり、メーカー情報が少なかったり、と不安要素が残ります。
ぜひ、参考にしてみてください。
Anker PowerCore Essential 20000とAnker PowerCore 15000 Reduxを使ってみて、私は最終的にはAnker PowerCore Essential 20000を常用しています。
少しばかり重くなるものの、容量とUSB-C充電が自分の生活スタイルに合っていたからです。
それではここからは、Anker PowerCore Essential 20000の仕様をみていきます。
Anker power core essential 20000のポート
ポートは合計で4つあります。
給電するのはUSB-Aから、充電するのはUSB-CまたはmicroUSBからになります。
USB-Aから電力を供給
電熱ベストからUSB-Aが出ているので、これを接続すると電源が入ります。
USB-C充電は便利で早い
micro USB からも充電ができるのですが、やはりUSB-Cの充電の速さには敵いません。
また私はMacbookやiPadをUSB-C充電するので、わざわざケーブルや充電器を別に用意する手間がないので便利です。
充電中はランプが点滅します。
このまるは押せるボタンになっており、電池残量も分かります。
4つのライトがあり、フル充電で4つ点灯し、残量が減っていくと3、2、1と点灯するランプが消えていきます。
この写真の電池残量はあと1つしかランプがないので、「あ、そろそろ充電しとかなきゃ」と気付かされて充電忘れを防ぐことができます。
Anker はどこの国のどんなブランド
Ankerは中国の深圳(シンセン)という場所に本社を構えています。
経営層が元Google出身で、シアトル、東京、ドバイ、リヤド、ジャカルタにオフィスがあり世界展開しています。
日本にアンカーストアが4つあるようです。
上場できるほどお客さんから信頼を獲得している(売れている)点で安心できそうです。
Anker PowerCore 15000 Redux 15000もあり
ふだん、microUSBで機器を充電することが多い方は、Anker PowerCore 15000 Reduxも有力な候補になります。
というのも、こちらは269gとさらに軽く、横幅も10.4cmとコンパクトサイズなので、持ち運びや収納に便利です。
20000mAには劣りますが、15000mAあるので日中の半日(6時間〜8時間)ぐらいは使えます。
Anker power core essencialのデメリットは少し大きくて重量があること。
これでも20000mAクラスのモバイルバッテリーと比べると軽くてコンパクトなほうではあるのですが、電熱ベストから取り出して充電するときや収納するときには大きさや重量を感じます。
少しでも軽くてコンパクトなサイズを選ぶならAnker power core 15000 redux はおすすめできます。
まとめ:電熱ベスト用モバイルバッテリーの選び方
- 容量は15000~20000がおすすめ
- 重量は300g付近。軽ければ軽いほうがいい。350g以上だと重く感じる
- 価格は3,000円~4,000円が相場
- 選ばなくていいことは、USB-C給電やポート数。→電熱ベスト専用として使う。
それではよき、電熱ベストライフを。